2011年3月11日14時46分  東北地方太平洋沖地震の前兆

F-net 広帯域地震観測網(防災科学技術研究所)というのがあります。

東北太平洋沖地震は14時46分頃に発生していましたが、その大地震の予兆は朝5時46分頃から始まっていました。

F-net 連続波形画像(www.fnet.bosai.go.jp/waveform/?LANG=ja)で見る事ができます。

最初の写真は足尾観測点における4時台の連続波形、2番目の写真は足尾観測点における5時台の連続波形、3番目の写真は石垣観測点における5時台の連続波形です。


4時台以前をみると、どの地区でも小規模な地震が発生した時の波形の乱れ程度で穏やかなものでした。
しかし、5時台になると激変!全国各地で異常波形が観測されるようになりました。


東北地方は5時46分頃から、つくばは5時47分頃から、石垣島は5時51分頃からです。


地震関連の基礎ページを調べてみると、「最終段階では,それまでと傾向の異なる「異常」な変形が現れて,最終破断に至っている」と記載、今回の地震の最終段階であるということがわかります。
www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec8.2.html


裏付けるものとして、2004年10月23日17時56分に発生した新潟県中越地震(新潟県中越大震災)が発生する直前、8時台~9時台でも全国で発生していることから確定といえます。それより規模が小さい鳥取県西部地震(200年10月6日)の地震も地域限定ですが、数時間前に前兆が見えています。


つまり、毎日地震波形画像を確認していると、大地震の予兆をみることができる・・・かもしれないということになります。
但しわかるのは数時間前。
おおよその規模と地域までは予測できますが、何もできないのが現状です。


とりあえずは、最近発生した比較的大きな地震で予兆があるか、F-netで色々確認してみるつもりです。



























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