代表招集に対する不信感は募るばかり…。

昨日の日記にもしましたが、香川真司のことです。
日本サッカー協会という組織は、選手のことをどのように考えているのでしょうか…？

報道によりますと以下の通りです。
（以下、引用）
【２６日の仙台戦（長居）後、Ｕ―１９代表に合流しサウジアラビアに出発。３１日から中１日で１次予選を戦い、同代表を離脱して６日に帰国（予定）すると、甲府戦（８日、小瀬）、シリア戦（１３日、ホムスタ）を戦い、再び中東のカタールへ。１９日はＷ杯アジア最終予選第３戦カタール戦（ドーハ）。２３日にはリーグ湘南戦（長居）が控える。約１か月間で６０００キロ以上を２往復し、計８試合を戦う。】

香川…
「選ばれたのはすごくうれしい。Ｕ―１９でもプラスになることは多い。体力的には厳しいけど、選ばれたからにはＵ―２０Ｗ杯出場を決めたい」

クラブ…
「そりゃ疲れてるよ。暑いところに行って戻ってきても（クラブ、フル代表で）絶対に動けない。こんなことをしてたら、いつか倒れてしまう」

日本サッカー協会・小野剛技術委員長…
「シリア戦に向け、リセットするために戻す。８日に出場するかはクラブが判断すること」

岡田武史監督…
「私が口を出すことではない」

【気温３５度を超える中東では、体調維持は至難の業。実際、過去２度の中東遠征は腹痛と下痢に見舞われた。】【今季は日本代表、北京五輪代表、クラブの大黒柱としてフル稼働し、蓄積疲労もある。ウズベク戦から休みなく戦った１９日の鳥栖戦では、後半３５分にひざに手を当てうつむいた。】
（引用、終わり）
「香川使いすぎ…Ｕ19代表選出、１か月で中東２往復にＣ大阪『いつか倒れる』」（スポーツ報知より）
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081021-OHT1T00119.htm

日本には多くの選手がいるような気がするのですが、気のせいでしょうか…。
各年代別代表の責任者が、自己の結果を求めるため、闇雲に招集しているのではないのでしょうか？

しかも、Ｕ-19も『３試合限定』とかで、もし勝ち進んだとしたときには、肝心の香川は不在です。
目の前の試合に勝つことも大切ですが、そんなことをしていて強いチームが出来るのでしょうか。

代表になったり、五輪に出場した選手を、そのような中途半端な状況でＵ-19に混ぜてしまって、もっと他にチャンスを与えるべき選手はこの日本には一人もいないのでしょうか…？

また、別の報道では以下のような記事もありました。
（以下、引用）
【４月にＡ代表候補に選出されてからは休む間もなかった。６月はＷ杯３次予選、８月は北京五輪に帯同し、その度にリーグ戦欠場を余儀なくされた。Ｊ１昇格を目指すクラブにとっては当然の痛手。日本協会との間では今回は不参加という申し合わせもあっただけに、藤田社長も「選ばれるとは思っていなかった」と本音を漏らした。】
（引用、終わり）
「Ｃ大阪・香川「Ｕ−19」にも呼ばれ…超過密日程」（スポーツニッポンより）
http://www.sponichi.co.jp/osaka/socc/200810/21/socc216397.html

『…日本協会との間では今回は不参加という申し合わせもあっただけに…』
ボクはＪリーグしか観ませんので、各国の事情を知りませんが、これは世界共通なのでしょうか。

どんな基準で招集しているのか、各年代別代表チーム同士で連絡を取り合っているのか、ボクは今、日本サッカーに対する不信感で一杯です。もっと、透明感を高めることは出来ないのでしょうか。

今まで、【我那覇選手の問題】【審判問題】【スタジアム問題】【ベストメンバー問題】【Ｊリーグ】と、日記に項目をつけて自分なりの思うことを記してきましたが、このままでは、間違いなく、いつかサッカーそのものに興味が無くなるような気がしています。