用具を考える3回目 バットのグリップ(オリジナル)

バットのグリップテープ…金属系バットなら縁があります。木製にこだわる方は使わない人もいるかもしれませんが。


 


最近、2006年夏頃に買ったダイソー製のバット(1000円 80cm 重さ不明)のグリップを張り替えて再利用しようと思い立ったので、その時にある素材をグリップテープ代用に試した結果を踏まえて、書いていきたいと思います。


 


まず、バッティンググローブ代替編でもとりあげたポリウレタン(以下PU)…ですが、バットのグリップに使われる素材のひとつで、流通しているのはPU製のものが多いです。理由としては、安さ、加工しやすさ、グリップの良さが揃っていることが挙げられます。そのため、多岐に渡る形状、厚さのものが市場に出回っています。前回でも触れましたが、耐久力、寿命面では後述の皮革製のものに劣る可能性があります。


 


もちろん、野球ということで、牛革のものも存在します。グリップ力、安さではPUに分がありますが、牛革ならではのなじむ、耐久性が強いという特性から十分購入する価値はあると思います。特に皮革ならではの触感ゆえ、天候や気候に関係なく、素手で握ってもストレスをあまり感じることはありません。また、グローブよりも皮が薄いので、保革油を塗ったりすると、その効果を実感しやすいです。


 


さて、上記2つは野球用の素材…ここからは自身がダイソー製のバットに試した素材です。


 


デフォルトでついていたのは革に似ても非なる合皮素材のグリップ…。衝撃吸収性はたしかに本物と遜色はないのですが、グリップ、耐久力には難がありました…。まぁ、1000円で売っていたバットについていたものだからという理由もあるとは思うのですが…。


合皮素材のグリップテープは意外や意外、あまり出回っていないようです。東急ハンズには正方形ゆえ、使えない規格のものがありましたが…多分ですが、同じ100円ショップで売っている合皮製のベルトを両面テープで貼りつけて使ったほうがマシかも…と言えるくらいの代物です。


 


まず、試したのは、100円均一(notダイソー)で買った、すべり止めテープ(もちろん、105円)、触った感覚は柔らかく、これはいけると、つけてみました…


期待はずれでした…グリップ力は及第点といったところ、上記の合皮製テープよりは高いです。ただ…衝撃吸収性は予想を下回りました…また、そのままの幅ではかなり巻きにくいです…しかも、なんどか貼りなおすと、使用不能に陥ります。尚、素材が網目状なので、耐久力も望めません(これは覚悟の上の購入でしたが…)。


…これを代用品に使うなら、ビニールテープや両面テープで、破損したグリップテープ部分を補修して使うほうがオススメです。


 


次に試したのは、大本命と思っていた。安い、長さが短いだけ(テニスのグリップテープは1000~1100ミリ、野球のものは1200~1300ミリ)で、使う原理も箇所も(握る部分ということで)一緒だと…使えるんじゃないかと以前から気になっていました。そして今回…つけてみました。


つけてみたところ、何ら市販の野球グリップと劣るところはありません。グリップ力高いです。ただ、テニスのグリップのほうが太いので、巻くのが少し難しいです。…あと、肉厚なグリップテープは無いかもです…野球のグリップにはない派手な色のグリップテープをお求めの場合は、テニス用のものを探すのも手かもしれません。


 


…本当は自転車のバーテープも試したかったのですが、無駄に長いものしか売っておらず、価格も本家野球の本革グリップテープと同等、あるいはそれ以上のものばかりなので今回は割愛しました…。[d234]


 


…かつて売っていた珍品…テニスのグリップ+ダイソーのバット、試したい方は是非、23日日曜のTrickstars次回練習へ。15時~17時浮間公園にて使う予定です。予想以上に音がいいのですが、ソフトボール用のバットと間違われるほど細いです…。


 


…なんか最後は販促的なものになってしまった…[d223]

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