
草サッカーの品格
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かんりにん
2008年04月23日 21:07 visibility284
2008.4.20
�場所:萩谷総合公園
�天候:晴れ
�参加:13人
�マン・オブ・ザ・マッチ:トミー
�チーム評価:★★☆☆☆
景勝地でありこの時期から水遊びやキャンプなどでにぎわう摂津峡公園からさらに山を登ったそんな場所にある今回の萩谷総合公園は気のせいか若干涼しくまた草サッカー選手が利用できる(する)グランドでは最上の天然芝のグラウンドといえるくらいの環境です。1度もここでプレーしていないであろうY倉くん、東Mくん、などその他メンバーにも是非一度ここでやってもらいたいなと。数少ないチャンスですが機会があればまた行きましょう!
試合は前半、共に(巴戦で2試合)苦しい展開ながらスコアレスドロー、後半はチームの実力の差が徐々に得点となってあらわれた。
審判をして感じたのですがむずかしいプレーを出来るだけ選択しないなーと。グランダーで蹴るやすく受けやすいインサイドキックでのパスをつなげるだけつないで、いい状態の(前を向いた状態の)ものが勝負パス(スルーパスなどのアシストのパス)またはドリブルやシュートなどをしていたという感じでした。ヒールやトリッキーなプレーではなく本当に基本的なことを、私たち以上に技術を持った人たちがやるのだからミスも少なかったですね。ああいう試合運びをするチームは相当実力のあるチームだと思います。
ここまでのレベルでない草サッカーチームにはどっか“いちびる”(ふざける?または見せる?プレーをする)選手って必ずといっていいほどチームにいて、それをして楽しむことがサッカーを楽しむということにしてしまっている選手ちらほらとみます。それは私たちチームのようなあまり高くないレベルには多く存在すると感じています。練習試合ということではお互いのメンバーも黙認するんです。そういうプレーに対して容認するというか微笑んだりするんですね。低レベルになればなるほどそこにこだわる?凝る?傾向が。もっとたやすい方法があるにもかかわらずそういうトリッキーなプレーをお互い競い合う(楽しむ)みたいなところが・・・流れを無視して・・・ヒールパスやってみたり。
上手くサッカーが出来ない初歩レベルのチームが楽しむ草サッカーということでいえばそういうところで楽しみを見つけようとするんじゃないかなと思うんです。十人十色。私としては全否定ではなくむしろ自身があって成功すれば全然OK、ただミスするのならやめときましょうよ、もっとリスクの無い方法で・・・。そういうつまらないことに見出すのも草サッカーを楽しむ1つなのかもね。時と場合によってかな?
が、今回の相手にはさすがにそういうプレーは恥ずかしく感じる・・・それくらい、マナーも、実力も、そしてサッカーを知っている健全なチームさんでした。“いちびり”なしのこういう全うなたたかい方をするこのチームさんとの試合はいつもの練習試合以上の(“いちびり”なしの)モチベーションで戦えたんじゃないでしょうか?それは今後につながっていきます。また“いちびり”なしは、負けてもいい意味での悔しさしか残らないそういう気がしました。
余談>>>“いちびる“・・・大阪弁なのか??訳すと・・・ふざけるということかな。
きっとメンバーの為に、チームの為にと、思ってやっている、ありがたいはずの発言行為が、負けた直後に感情があらわでは憂さを晴らしている、A級戦犯者を洗い出しののしるそういう行為として見える・・・言われる当人も悔しいのになおかつメンバーから罵られでは、それでは健全な精神とは言えず良くなるのも良くなっていかない。消えていく、大切な大事な何かが。
不機嫌でのアドバイで“憂さばらし”にしてしまうのではく、一度冷静に噛み砕いてから的確に“次はこういう風にすると好転すると思うんだが・・・”など良い方法(助言)をいってあげてはじめて効果が期待できると思います。良い助言ってそんなに簡単じゃない。直のほか“憂さばらし”は自己満足でしかなく意味が薄れてしまいます。手柄は自分で負けは誰かが・・・の考えではいけないのです。
手柄はみんなのもの、負けた悔しさは良いプレーが出来たものもミスをしてしまったのも同じ当分に分け合ってやろうとメンバー全員がそういう気持ちになる。くさい話になりますがサッカーは一人でするスポーツではなく、同じチームのメンバーは当然より強い(チーム)仲間意識を持つべきである。団体競技ではやっぱり一人はみんなのために、みんなは一人のためにプレーするというものがないと健全なチームではなくなっていきます。
そういう健全な気持ちを大切にしていれば参加した選手が負けても(勝っても)精神的に良い活動になってそれがチーム力(連携の良さ)にもじわじわと通じてくると思うんです。大人のそしてレベルの低い草サッカーチームでもここを抑えれれば理想に飛躍的に進む力になるんじゃないかと。
サッカーでは技術だけでなくそれ以上にメンタルな部分が大きく左右してくると感じています。メンタルがしっかりしているとトラップ、パスなどの精度は格段に向上するでしょう。実際の試合中によく聞くコーチングなどはメンバー同士でプレッシャーをかけて足を引っ張っている、と私は感じます。どうしても短い時間に伝えたいからそうなる部分もあると思うときもありますが、そのコーチングで勇気がわいた、やる気が出たとなるそういう部分も大切に考えないといけないんじゃないかといいたいです。それは私を含めてです。
最後に。今回のマン・オブ・ザ・マッチは試合後みんなが選んだマン・オブ・ザ・マッチとなりました。
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- 事務局に通報しました。
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