真夜中のセブンイレブンの駐車場で

昨日の午後のことですが...

 

3週間ほど前に、家内と長男が大バトルを展開した後、ぎくしゃくしていた両者間でついに長男が切れてしまいました。

 

「もう良い...大学卒業したらこんな家とは縁を切りたい...」と、カカオトークで最期通牒を送って来たんです。

 

両者とも、似たもの同士の比類なき頑固さが仇となり、延々と引き摺ってしまうんです。

 

 

親の立場で要求してしまう家内に、感覚・感性で行動してしまう長男...

 

どう対処すべきか...と、午後は仕事が手に就かず大変でした。

 

22時ごろ、アルバイトから帰宅してきた長男にシャワーを浴びさせ、外出着に着替えさせた後に、最寄りのセブンイレブンに向かいました。

 

彼は、冷えたコーラとおにぎりを買い込み、よほど空腹だったのか、一挙にむしゃぶりついていましたね(苦笑)

 

今まで息子のために限界を超えて尽くして来たのに...との母親の心情と、小さいころから負って来た心身両面の傷にもうたくさんだ...の長男の心情がぶつかって、引くに引けない小康状態にあると思われるのが実情です。

 

 

webサイト等で調べてみると、世間一般でも母親と長男の仲はいろいろ難しいようですね。

 

やはり、未熟な夫婦間に授かった愛の初穂であるが故、どのように育てたら良いのか手探りで必死になって育てて来たために、成長するうちに親の意に反して育っている姿を目にした時、どうにも我慢が出来なくなってしまうのではないかと思います。

 

思えば、私もそうでしたね。

 

30余年前のころ、家庭や両親のことでいろいろ葛藤し、時には本意でなくても裁き、心の中で罵倒していたと思います。

 

そんな自身の経験則を交えて話すうち、強張っていた長男の表情が徐々に変わり、いつもの父と息子の会話ができるようになりました。

 

お前たちに対して、こんな父母で悪かった...申し訳ない...

 

特に、お父さんが悪かったな...

 

でも、不足ながら必死で育てて来たお母さんの心情も理解してあげて欲しい...

 

取り留めもなく、このような会話が繰り返されるなか、時間は刻まれて行きました。

 

3時間前の、見るからに心を閉ざして、謝絶せんと強張っていた表情は、すっかり解放されていました。

 

 

父さん...もうこんな時間だよ...

 

 長男の声で時計を見ると、AM2時...

 

まさに、真夜中 丑三つ時 父子カウンセリングとなりました。

 

でも、こう言う時間の共有が将来の宝になるのではと、不思議な充足感を感じています。

 

この夏は、父親業でまた一つ貴重な勉強をしましたヽ(^o^)丿

 

 長男は、やっぱり可愛いものです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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