監督の力
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タカパン
2010年07月14日 09:30 visibility105
南アフリカワールドカップは、スペインの優勝で幕を閉じました。
ショートパスの連続から大きなサイドチェンジを織り交ぜた多彩な攻撃とカシージャス、プジョル、ピケを中心とした守備とのバランスが取れたスペインの優勝に異論はありません。
敗れはしましたが、オランダも起死回生の一撃を虎視眈々狙い、惜しい場面を何度も作っていました。
そんな中、決勝ゴールを決めたのは、スペイン第二の心臓・イニエスタでしたが、そのゴールまでの過程に、デル・ボスケ監督の選手交代の妙があったように思います。
皆さんも得点シーンをスペイン陣内から思い出して下さい。
オランダのエリアがドリブルを仕掛け、ゴール前へ攻めこもうとしますが、スペインのプジョルがクリア
↓
そのボールを拾ったヘスス・ナバスがサイドを駆け上がり、ボールはイニエスタへ
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イニエスタがヒールでナバスに戻し、セスク・ファブレガスを経由して逆サイドのフェルナンド・トーレスへ
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トーレスは、ゴール前へ走り込むイニエスタへクロスを上げるが、オランダDFに跳ね返される
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そのボールを拾ったファブレガスが動き直したイニエスタへ
↓
トラップしたボールを浮かし(?)、ボレーシュート!!
↓
GOAL!!
という流れだったと思います。。。。確か。
ゴールを決めたイニエスタとクリアしたプジョル以外は、途中出場の選手たち。
偶然かもしれませんが、その偶然を引き起こす選手交代をしたのは、デル・ボスケ監督。
この太ったおっちゃん、ただ者じゃない!?
Σ( ̄□ ̄;)
と改めて思わされた瞬間でした。
試合の流れを読む力、勝利を呼び込む力というか運を今回のスペイン監督は魅せてくれました。
次期日本代表監督に、誰がなるかは、まだ未定とのこと。
このタイミングで、監督が決まっていたら、これから再開されるJリーグでの選手たちのモチベーションも違うと思うのですが、、、
相変わらず、協会の動き出しの遅さには、ヤキモキさせられます!!(怒)
4年後のブラジル大会に出場することが、第一ですが、次期監督には、明確なコンセプトと試合の流れを読む力を併せ持った監督が就かれることを期待します。
- 事務局に通報しました。
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