シリア戦、本田か香川か。

今夜はアジアカップ2011、シリア戦ですね。

本田が香川にトップ下を譲ったという説もありますが、スタートは本田がトップ下でほぼヨルダン戦と変わらない布陣になりそうです。

ただ、本田をやや前がかりにしてしてFWとしての仕事もさせる模様。その分空いたスペースにヨルダン戦で窮屈そうだった香川が自由に入り込む、といった形になるかと思われます。

ワールドカップの再現として本田を完全にFWにしたいという意見を持っている方も多いと思いますが、ワールドカップとの違いとして言えるのはアジア独特の「ドン引きDF」です。

ヨルダン戦を見た方は敵陣ゴール前の人の多さを分かっていただけると思いますが、敵陣の深い位置ではパスを受けることは容易ではありません。

ドン引きDFに対して有効な戦術の一つは、ペナルティーエリアの外から強烈なミドルを打てる選手を配置して警戒させ、相手のDFを前がかりにさせたりマークがこないのであればミドルを打ってしまう事。

その点で本田をFWに上げるよりもトップ下に居させる方が有効と言えるかもしれません。

中盤から相手のマークを引き連れて作ったスペースにFW、又はサイドバックを走りこませてパスを出す事は香川も得意だと思いますが、そういったボールキープは本田も得意としているプレーだと思います。

香川の持ち味の一つ、ワントラップでスペースに落として自分で走りこむプレーからの切り崩しも見てみたいですけどね。

個人的には今回は本田で良いんじゃないかと思います。

どんな戦術にしろ、勝っていただかなくては困るので精一杯応援します！！