ストロングプレーヤー ~ スーパーサブ 編 ~ 僅か数分に賭ける男



ベンチに座り、出場機会を待つチームの切り札『スーパーサブ』に求められるもの…





サッカーは、スタメンの11人だけで闘うものではない。

ベンチメンバーもベンチに入れなかったメンバーも全て含めた「チーム」で闘うのがサッカーなんだ!とよく言われる。





このことを象徴するのが、『スーパーサブ』の存在ではなかろうか?





切り札と言われる『スーパーサブ』に必要なことは「少ない時間でも試合を変えられる強烈なストロングポイントを持っていること」が条件ではないだろうか?





裏を返せば、スタメンにはできない仕事ができる選手ということでもある。





世界中には、ほんの数分で試合を決定付けてしまう『スーパーサブ』が数多く存在する。





その中でもひときわ輝きを魅せる選手が…フィリッポ・インザーギではないだろうか。




 



彼は、現在38歳、かつてはユベントスやイタリア代表でゴールマシンとして活躍していたが、2010-2011シーズンは年齢的なこともあり、『スーパーサブ』としてチームに貢献した。





彼はスタメンを外れても腐らず、「常に準備を整えておくようにしている。僕が求めているのは、試合に出ることではない。チームのために重要な存在になって、チームに貢献することなんだ」と言っている。





2006年のドイツW杯では、イタリア代表としてグループリーグのチェコ戦に後半15分から出場、この僅かな時間に確実にゴールして決勝トーナメントへとイタリアを導いた。





2010-2011シーズンはセリエAで5試合に出場。そのうち、4試合が途中出場ながら2得点を叩き出しており、欧州CLではレアルマドリー相手に後半15分から出場、10試合振りの公式戦にも関わらず2得点し、勝利に貢献している。





いつ来るか分からない出場機会をじっと待ち忍び、少ない時間でも確実にゴールを決める勝負強さは、チームにとってなくてはならない“武器”である。





これまで欧州のカップ戦では70得点という記録保持者であり、足だけでなく、膝や太もも、時には肩でも得点してしまう…『泥臭いゴール』がインザーギ選手の持ち味であり、“武器”とも言える。





マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督はかつて、あまりにもDFラインの裏をつくプレーが上手いインザーギ選手のことを「オフサイドポジションで生まれた男」と例えたほどである。





常に相手DFとの駆け引きをし、身体のどこかにボールを当てゴールすることしか考えない生粋の点取り屋。彼がどれだけ点に拘り、絶対に通用すると確信できるまで練習を重ね、考えてきたのか?計り知れないものがあるのだろう…







「派手なプレーだけが、チームを救う訳じゃない」



僅か数分に賭ける男もチームにとっての『ストロングポイント』となり得る。



















































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