2015/10/20 原監督会見全文
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Miya
2015年10月20日 09:33 visibility343
巨人・原辰徳監督(57)が、今季限りで勇退することが19日、正式に決まった。東京・大手町の読売新聞東京本社内で渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー(69)と会談し、辞任を了承された。指揮官はそのまま記者会見に臨み、「肩の荷が下りた」「完全燃焼できたと思う」などと、監督生活延べ12年間の思いの丈を存分に語った。
◆原監督会見全文
私の意志を先日、桃井球団会長に伝え、改めて(渡辺)主筆、白石オーナーに伝えた。それを理解していただき、退任の運びとなった。長きにわたり、応援してくださったファンの皆さま、スタッフの皆さま、選手、皆々さまに感謝の気持ちでいっぱいだ。
なぜ決断したか。12シーズン、(2期目は)10年連続で指揮を執った中で、ここ3年ほどチーム力が低下し、成績も落ちてきていた。何とか(立て直したい)、という思いはあったが、この辺が潮時であり、チームにとっても新陳代謝をし、新しい指導者、リーダーに託すことの方が正しい選択であろう、という気持ちで、こういう(退任の)結果になった。
思い起こせば1999年、長嶋監督(現終身名誉監督)のもと、コーチを3年間やり、その後(2002年)に長嶋さんより命を受け、渡辺主筆、そして(当時の)山室球団代表からバトンが渡された。野球人として最大のあこがれである長嶋さんの後で監督をやることは、何にも増して大きなプレッシャーだった。しかし、非常にスムーズな引き継ぎや、残されたスタッフの人たちのおかげで、不安もあったが、12年間滞りなく仕事を全うできた。さまざまなことが起き、勝ったり負けたりもあったが、長嶋さんの後を受けたあのプレッシャーを超えるつらさは何もなかった。私の中では一番の大きなものだった。
長嶋さんは私がコーチのとき、野手の用兵は任せてくれていた。選手交代のときは(自分なりに)工夫をしていたが、当時の山室代表が「先を読んだ用兵が素晴らしいね」と言ってくれた。そこから余計に野球に対する研究心が出た。セオリー、戦術。そういうものの勉強のきっかけとなった。そこがスタートラインだった。
(第1期を)2年で退任した際(03年)、渡辺主筆から「必ずチャンスを与えるぞ。だからどういう形でも、外で勉強しておきなさい」と言われた。2年ののち、当時の滝鼻オーナーと今後の巨人はどうあるべきかという話をして、監督の要請を受けた。そのときに①「一つだけお願いがあります。私は懸命にチームを守ります。主筆、オーナー、私をどうぞ守ってください。そのことがあれば何があっても、私は立ち向かっていきます」と言った。主筆は「分かった」と。その代わり、いつなんどき、辞めなさいと言われたときは「はい」と言って辞めます、という話から、第2期がスタートした。主筆始め、球団の皆さまには私を守っていただき、私はチームを守ることに専念できた。これは何にも代え難い感謝があり、恩義である。これは不変のものだ。
一部報道に、私が急に監督を辞めると伝えて、球団も困っているのではないかという報道がある。私は誰にも負けない巨人愛を持っているつもりで、②そこに至るまでには主筆にもオーナーにも意志は伝えてあった。そのときは答えはもらえず、まずは置かれている勝負に勝ちなさい、という後押しを受けて懸命に戦ってきたが、力足らずでこういう結果(CS最終Sで敗退)になった。
ヤクルトとの最終戦が終わり、桃井さんとも話をして、家に帰った。久しぶりに枕を高くしてグッスリ寝られた。女房とも久々に監督の立場ではなく、会話ができた。監督の仕事はやりがいのある楽しいもの、と常に前向きに思っていた。しかし、そのときに多少のプレッシャー、肩の荷が下りたのかな、と思った。
監督として12年、コーチとして3年、15年間にわたってチームを滞らせずに任務を終え、新しい監督に託せることは、感謝と同時に、私の中にも多少の満足感はある。81年というジャイアンツの歴史の中、たくさんのOBに支えられ、自分も前に進めることができた。それに対しては、先輩たちも「よくやった」と言ってくださっていると思う。
ジャイアンツは常に前進している。いちOBとして、2016年度、新しい未来に向け、強く愛される球団になってくれることを応援することとし、任務を満了させていただきます。皆さんお世話になりました。ありがとうございました。
①一億円スキャンダルのことかな? ふーん・・・。
②逆の話だった、としか思えんのだが。
まぁ〜、ともかく原の時代は終わったんだ。
恐らく由伸に決まるんだろう。
問題はフロントなので、そっちの人事もね。
由伸がやり、その次は阿部か。
松井のことはもう忘れようヨ、桃井さん。
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