草野球 捕手理論

  • #26
    2012年06月22日 22:30 visibility1089

野球人生のうち9割を捕手で過ごした#26です


いままで様々な捕手をみてきました


日曜日チームの正捕手を争うTさん(10才年上)は、基本的に膝を地面に付けることはありません


対して私はランナーがいないなら必ず左膝を地面に付けて捕球します


私は「古田の方程式」を基本としたスタイルでキャッチャーをやっています




Tさんからは「膝はつけんほうがええで!キャッチャーフライ捕るとき反応が鈍るからな!」といいます



もちろんその通りなんだと思います



しかしそれでも私が膝をつけて捕球するのはキャッチャーの本来の仕事である「捕球」を大事にしたいからです。パスボールを防ぐ意味合いもあります。



Tさんとしたら面白くないでしょうが(笑)



配球も私はインコースの直球と、初球のカーブ、決め球のアウトローを主軸に組み立てます。


Tさんはまた違う配球ですが、こんなことがありました




SCLの第二節、私はスタメンでマスクを被り5回まで先発。スコアは0ー3でこちらがリードしていました。



6回からはTさんがマスクを被りました。先発投手は変えないままです。


するとあっという間に3ー3まで追い上げられてしまいました。



イニングが終わると、しきりにチームメイトに「なぁ、俺のせいか?」と聞いてまわっていました




捕手ひとつでこんなにも変わってしまうのだと



とても重要だと思うのと同時に



少しだけ捕手として通用していた喜びを噛み締めました




チームメイトからは「お前のリードは慎重すぎだ」ともいわれますが…





投手の力を最大限引き出して勝つ



捕手というポジションはホントに楽しいです




ちなみに打撃は



ひどいもんです




だからイニング途中で交代したんですけどね(泣)

sell技術論

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