高校軟式〜能代など4強へ
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仲本
2010年08月27日 23:10 visibility282
夏はまだ終わらない!というわけで、再び北東北ネタをひとつ。
明石・高砂両球場で行われている全国高校軟式野球は準々決勝まで終了。
鹿児島実(南部九州・鹿児島)と能代高(北東北・秋田)がともに初戦を勝ち上がると対戦する組み合わせになっており、ひそかに注目していた。しかし初戦を飾ったのは能代のみ。毎日新聞の電子版によれば、軟式の能代は全国大会出場は14年ぶりながらも、優勝1回・準優勝2回の記録を持つ実力校。対戦となれば甲子園の能代商業の仇討ちか、とも思われたのだが。
結局準々決勝は羽黒(南東北・山形)と能代の東北対決となり、終盤の猛攻で8−4と能代が逆転勝ちを収めた。軟式野球はレベルが上がると守り合いに終始する展開が多いような印象がある。6回終了まで3点差の劣勢をよく跳ね返した。
そのほかのベスト4は新田(四国・愛媛)、天理(近畿・奈良)、中京(東海・岐阜)。
3連覇を狙った作新学院(北関東・栃木)は天理に1−6で敗れた。話題校?の初出場・早大学院(東京)は中京に0−2と完封負け。新田は関西(東中国・岡山)に2−1と競り勝った。
明日は準決勝が明石球場で、天理−新田、中京−能代の対戦カードで行われる。
ちなみに高野連集計によると、軟式野球部の加盟校は2010年5月現在で482校。
硬式で春夏連覇した興南の沖縄県は軟式の加盟校ゼロ。山梨・石川・佐賀・宮崎の4県も同様に加盟校はない。逆に加盟校が多いのは東京76、大阪38。以下神奈川24(埼玉・千葉および山梨とともに南関東代表を争う)、岡山23(鳥取・島根と東中国代表を争う)、北海道20と続く。
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