野球いろはがるた
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仲本
2009年12月26日 10:39 visibility171
もういくつねるとお正月。というわけで、こんな話題はいかがです。
丸谷才一『綾とりで天の川』(文春文庫)に「野球いろは歌留多」というエッセイがあります。
2004年の暮れに書かれたものだそうです。
ついでにいうとこの人、横浜ファンのようです。
いろはの「い」の読み札はこうでした。
【い】いはゆる一つのプロ野球
そうそう、この人、「旧かなづかい」で文章を書きますので、「いわゆる」は「いはゆる」になります。
だれのことかはお分かりですね。イチローにするか迷ったそうですが、名前そのままというのも藝がない、やはりいの一番(←これも死語か。)には誰が見ても文句の出そうにない人を持ってくるべしということでこうしたそうです。
以下、全部あげるときりがないので、なんとなく納得の読み札を。
【に】入魂のくじ引き
「菊池君の故郷の酒で身を清めました」とは西武・渡辺監督。飲んでるだけやん。
【ち】ちっとも当たらない予想
プロ野球予想、私はしませんが、甲子園全試合予想は…、なかなかきついんですよ。
【を】男の子ならここで打て
まったく大変だと思いますが、そういうシチュエーションが何より好きなのもまた男の子であります。
【か】勝ってうれしいお立ち台、【も】猛打賞といういい言葉
なんということもないのですが、読み札として自然な感じ。
【た】タカガという語に歴史あり、【や】やなやつはオウナーだけ
2004年の暮れの話でした。
【ひ】昼は青空、夜は星空
わたしもどちらかというとドームより屋根なし派です。
草野球にはもちろん屋根はありませんしね。
探せばいろんなバリエーションがあるでしょうし、自分で作ってみても楽しいかもしれません。
好きなチーム限定で作ってみると難易度はさらにアップです(作る方)。
ただ、大人のお正月は親戚づきあいとかで結構忙しいんですけどね。。。
- 事務局に通報しました。
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