放浪記〜京都・北嵯峨高校

  • 仲本
    2009年12月06日 23:12 visibility996




(写真は例によってやや遠目からビビりながら。星のマークは「北」を図案化した校章)

さて、その大覚寺、敷地内に大沢池という周囲1キロの広い池があり、もみじが点在している。ここも残念ながら時期を少し過ぎていた。

その大沢池の南側から学校らしき建物が見える。北嵯峨高校、甲子園に春夏通算5回出場した。
京都といえば平安、京都商業といった伝統校があるが、1980年代は京都西などの新勢力が台頭。これらの学校はすべて私学だが、そこへ府立の雄として割って入ったのが卯滝監督率いる北嵯峨だった。(よく考えると上の3校、今はすべて校名が変わっている。私学も大変だ。)

夏の甲子園初出場でベスト8、流麗なKitasagaの筆記体のユニホームは鮮やかな印象を残した。改めて記録をあたってみると、北嵯峨が甲子園で勝ったのはこの初出場のときだけのようなのだ。意外といえば意外だった。後にプロまでいった好投手、細見・山田のときは初戦で負けている。

その後監督は鳥羽に移り、春の甲子園こちらも初出場でベスト4。今は来年の選抜に出場が濃厚な立命館宇治を率いており、三たび快進撃なるか興味深い。

一方、北嵯峨高校は07・08夏の京都大会で8強。09年夏は福知山成美、秋は龍谷大平安に早い段階で当たり敗れた。
高校野球は監督次第で戦績が変わるとも言えるが、こちらも復活を期待したい。

(写真2枚目。北嵯峨高校、目の前は田園が広がるというロケーション。これはこれでいい絵になる。右下の人影、私です)













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