軟式大会の話題校

夏の甲子園は今日からベスト１６が激突。
もうすっかり忘れてしまったかもしれないが、今年の夏の大会は２日間雨で順延となった。
２日連続で強行→ノーゲーム、どうしてそんなに無理してやるんだという声もあがったが、理由の一つとして主催者側があげたのは、なんとしても２４日までに大会を終了させたい、ということだった。じゃあなんで２４日までなんだというと、２５日からはもう一つ全国大会を控えているからである。同じ兵庫にある明石公園野球場を主会場に「第５４回全国高等学校軟式野球選手権大会」が行われる。

こちらの全国大会出場校は１６校。その中で、北部九州地区からは長崎・奈留高校が初出場を決めた。この学校、長崎の西に浮かぶ五島列島の一つ「奈留島」にある。長崎からフェリーで途中福江に寄港した後、奈留島までは４時間半かかるそうだ。もしこれが硬式だったなら今年一番の話題校になったろうと思われるが、そうした記事は今のところ、つゆほども見当たらない。
奈留高校の野球部は軟式のみで、硬式はない。初戦は２５日、対戦相手は昨年度優勝の作新学院と厳しい組み合わせになってしまった。名門校にどれだけ食い下がれるだろうか。

ところで、五島の福江までは昔一度長崎からフェリーに乗って行ったことがある。いいかげんな下調べしかしていなかったので港からバスに乗って海水浴場に行っただけだった。宿泊もとらず、その日のうちに高速船で長崎にとんぼ返りしたのである。今思えば惜しいことをしたと思う。
え？また放浪？無理ですよ…。