代表校放浪記〜京都成章・復路山下り

  • 仲本
    2011年02月06日 19:00 visibility608




自転車でひたすら坂を上ってなんとか高校下の入口までやってきた。亀岡方面へ抜ける国道・高速の脇、山裾を切り開いて立っている。大きな看板のある門があるが鉄扉は閉じていて、その奥へと校舎に続く坂が伸びている。高速の橋脚に遮られてよく見えないが、一段高いところにある校舎には幕が下がっている。選抜出場祝いだろう。2本下がっているので部活は盛んのようだ。最近の学校はみんなそうだが、いわゆる特進コースもあって進学と二兎を追っている。

時折、トレーニングウェア姿の生徒が坂の上から駆けてきては脇道に回って上っていくのを見かけるが、あとは国道を車が行き交うばかり。さらに坂を上ればグラウンドが見えるのかもしれないが、もはや脚に余力がない。引き返すことにした。

当然ながら帰りは下りになり、自転車はあっという間に駆け下ってしまった。

野球部は秋の近畿大会でベスト8。報徳学園に終盤逆転を許しての惜敗だった。
前回出場した1998年、春は18失点の大敗。「泣きながら投げた」古岡投手はその夏に連続出場を果たし準優勝に輝いた。春の悔しさを夏に生かしたシーズンだったわけだが、今回は春の初勝利をつかめるだろうか。

(駅から上ってきた道は旧・山陰街道とのこと。街道沿いの旧跡も数々残っているというが、とてもそんな余裕は…)





















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