2021年末にアキレス腱を切って入院した時の話
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なおパパ
2022年02月14日 00:03 visibility580
2021年末の12月下旬に会社のフットサル同好会での試合中、ダッシュしようとして足を滑らせた瞬間、左ふくらはぎの下の方からブチッという音がした(少し地面が濡れてて、シューズの山も少なくなってた)。
これはここ1~2年の間に2回ふくらはぎの肉離れした時とそっくりだなとおもったけど、足首に近い位置だったこともあって救急車で病院に運ばれた結果、肉離れではなくアキレス腱断裂という診断を受けました。
フットサル場が家から電車を乗り継いで1時間くらいかかる隣の市で、救急車で運び込まれた病院もその近所だったので、病院の最寄り駅までタクシー、そこからはなんとか松葉杖で移動し、天王寺駅で乗り換えて自宅の最寄り駅まで辿り着いて妻に迎えに来てもらって自宅に帰りました。
翌日は日曜日だったので病院に連絡しても月曜に掛けて下さいといわれ、月曜日の朝イチで病院に電話してから整形外科を受診し、翌日の手術が決まって即入院となりました。夏に新型コロナで入院したのと同じ総合病院で、フロアも同じでした。
手術前日は夕食後から絶食で、手術は腰椎麻酔で意識がある状態でうつぶせになって50分程度で終わった。
怪我をしてから手術するまでの間、動きさえしなければ足はそれほど痛くなかったし、手術した部分も麻酔が効いていたので特に痛みはなかった。しかし、手術中にうつぶせで少し反った状態が良くなかったのが凄い腰痛で全く眠れなかった。いろいろと体勢を変えようとしても麻酔も効いているし身体も動かないしとても辛かった。
そして麻酔が切れて朝がきた頃に腰痛はなんとか治まったのだが、手術した部位がものすごくいたくて、足置き台みたいなのを置いているのだが、どういう向きに置いても痛い。ずっとズキズキしてたまらない。その状態も1日半くらい続いたのだが、その次にやってきたのは尿道に差し込まれたチューブを抜いたあとの、排尿時の痛み。
これはものすごく辛かった。トイレに行くたびに悶えるくらい痛くて、少しずつちょろちょろ出すしかなかった。しかし、排便時に力を入れると尿も勢いよく出ようとするからめちゃくちゃ痛くて、力を入れるといたいけど、力を入れないと出ない、感じの時が死ぬほど痛かった。むしろお腹を壊してたほうがマシだと思った。これはもう3-4日は続いて正直退院してからもしばらくは痛かった。二度と尿道にあんなものはつっこまれたくない。なんの拷問だよ。
かかった費用は、最初の病院で応急処置を受けた時に約6千円、松葉杖を借りて保証金が5千円(返却したら返金される)、入院5日間で手術費用込みで10万円ちょうどくらいだった。ただ、それで終わりかと思ったら、手術2週間後に装具を装着すると言われてギプスを外され、いきなり7万8千円の請求をされる。ひでえな。健保組合に申請したら7割は返金されるらしいけど、2~3ヶ月後になるらしい。それにしても高いよ。
その後もリハビリやら診察やらで毎週通って1回千円くらいかかるが、月初めは療養計画作成料が入るので約2千円くらいに高くなる。なんやかんやで2ヶ月通って1万円くらいは払ってる気がする。トータルで20万円くらいの出費だった。
幸い、会社の健康保険組合から手術入院費の高額療養還付金で約7万円、装具代の還付金が約5万円、医療保険から約7万5千円、同好会で加入していたスポーツ保険から約7万円の給付がある(見込みも含む)ので、なんとか医療費はまかなえそうでよかった。ただ、2ヶ月経過した現在手元に入ったのは、医療保険のみ。健保からの還付は2~3ヶ月後らしいし、スポーツ保険は通院費の補償もわずかにあるので治療が終わるまでは申請も出来ない。金銭的にはつらい状況だ。
そして足の状態も手術後2週間でギプスがとれて装具をつけたが、体重を掛けられるのはせいぜい15%程度、翌週に30%、50%、75%、100%と、装具装着後5週間掛けてようやく片足に体重を掛けられるところまできた。装具にはかかとの部分に3枚の板が入っていて、アキレス腱部分を伸ばさないようにつま先を下にしてかかとを上げるような構造になっている。2週間に1枚ずつ板を抜いていって、ようやく今週には3枚目の板がとれる予定。装具も必要なくなるのかな?
とはいってもまだまっすぐ立てない状態で松葉杖も基本的にはずっと必要な状態。松葉杖を片方にした状態で外出できるようになったし、装具を付けた状態なら杖なしでも足を引きずって数メートルくらい歩けるようになったので回復はしてきているとは思うが、とてもじゃないがスポーツできるまではまだまだ時間が掛かりそう。
3月にはボウリングくらいできるかなと思っていたけど、あと2週間でボウリングするのはさすがに厳しいかな。3月末までにはボウリングできたらいいなと思っていますが。テニス、フットサル、バドミントンが出来るまでにはまだまだ数ヶ月かかりそう。出来るようになっても再断裂が怖くて思い切りダッシュとかは出来ないかも知れない。
回復までの道はまだまだ遠いようです。
全然関係がないけど、今年の1月中旬から新型コロナの感染者が急増して入院が出来ない状況になってきている。正直、年末の忙しい時期だったがコロナが落ち着いていて、すぐに入院できたのはとても運が良かったのかも知れない、と思った。
#アキレス腱 入院 費用
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