海峡の光
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まこと@古希ジョッパークライマー
2017年07月07日 07:34 visibility113
”海峡の光” 辻仁成著 新潮社
筆者の作品は初めて。
本著は芥川賞受賞作。
受刑者・花井の真意がナカナカ見えなかったが・・・
出所時に問題を起こして獄中に戻る流れは何となく理解出来た。
それにしても、刑務所内で人を欺く事で花井は何を得ているのか?
刑務官・斉藤にも、逃れられない何かの中で生きていくしかない
という閉塞感の中にいる歯痒さを感じた。
文章全体的に、割合と読みやすい作品。
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