海峡の光

”海峡の光”  辻仁成著  新潮社
筆者の作品は初めて。
 本著は芥川賞受賞作。
受刑者・花井の真意がナカナカ見えなかったが・・・
  出所時に問題を起こして獄中に戻る流れは何となく理解出来た。
   それにしても、刑務所内で人を欺く事で花井は何を得ているのか?
刑務官・斉藤にも、逃れられない何かの中で生きていくしかない
 という閉塞感の中にいる歯痒さを感じた。
文章全体的に、割合と読みやすい作品。

 

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