身も心も

”身も心も”  盛田隆二著  光文社
筆者の作品は初読み。
数年前に妻を亡くした礼二郎(75歳)は家業からも手を引き
 する事も無く漫然とした日々を送る。
嫁のすすめで仕方なく絵画同好会に入り、そこで幸子(64歳)に出会い、
 いつの間にか互いにかけがえのない存在となって行く。
ある時、礼二郎は病に倒れ不自由な身体となってしまう。
 そんな礼二郎を献身的に支える幸子。
  一緒に過ごす時間が限られているからこそ濃密な時間を過ごしたい。
   二人の想いが切なく伝わって来る。
 現在69才の自分には身につまされるような内容だった。

 

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