美しい国への旅
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まこと@古希ジョッパークライマー
2020年06月15日 06:14 visibility153
”美しい国への旅” 田中慎弥著 集英社
濁りに覆われた未来の無い世界での話。
原発事故後の日本に重ねられることは明白なのだが、
荒廃した国家では夜盗による非道な略奪も繰り返される。
母を夜盗に殺された少年は復讐に向かうが
途中で会ったハセガワという女兵士の意思を継ぎ
基地にいる司令官を殺しに向かう。
ハセガワが前半で死んでしまったのが少々惜しまれる。
一方、自身を最終兵器に変えてしまう司令官の話は
カタカナの長文でもあり、途中で全く読む気が失せてしまった。
最後に少年のリーダーが出てきたり
長身の剛腕女性も出てくるが
結末がイマイチ呆気なかった感じがする。
結局筆者が何を言いたかったのか全く理解出来ない。
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- 事務局に通報しました。
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