海の太陽

”海の太陽”  大城貞俊著  インパクト出版会
筆者の作品は初読み。
 沖縄生まれで琉球大教授で作品も沖縄を扱っている。
本作品は沖縄の島の貧しい漁師の子として生まれた亮太の話。
父親と兄が海で行方不明になり、一家を支えることになる。
厳しい漁師の修業を終え、シンガポールで漁師として生きるが
 第二次大戦と同時に捕虜生活になり
  インドの収容所に送られる。
終戦後沖縄に戻るが、家族は殆んど残っていない。
 沖縄の悲惨さを伝えるというよりも
  淡々とした亮太の生き様を描いている。

 

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