”海辺の金魚” 小川紗良著 ポプラ社
筆者の作品は初読みというか、他にはまだ無いかな・・・
元々女優&監督というユニークな活動をしていて
小説はこれからというか、どこまで本気かな?
本作品は児童養護施設「星の家」で10年暮らし
18歳となり一人立ち間近のハナの目線で、
新規に入所してきた晴海、
以前から入所していた小4のみっちゃん、
小1の武彦と智彦の双子の兄弟、
幼稚園年長の麦と美里と二歳になる源ちゃん、
施設を経営するタカ兄と保育士さん達の日常を淡々と描いている。
子どもたちそれぞれの入所事情から
色々な思いを抱きながらも健気に暮らす様は、哀切だが心優しくもある。
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