しろがねの葉

”しろがねの葉” 千早茜著 新潮社

筆者の作品は久々だが良かった。

戦国末期から江戸時代の石見銀山で暮らす人々のお話。

銀山で暮らすウメの生きる力強さはとても魅了的。

喜兵衛、隼人、龍など、まわりの人々が強く惹かれるのがわかる。

当時はマスクが無く、銀を採掘する男たちは、銀毒によって長生きは出来ない。

従って、女たちは2人から3人の夫に嫁するのが普通だったようだ。

大久保長安が奉行になって、銀山は更に厳しさを増していった。

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