多村の変化。
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ふたり鷹
2007年09月14日 23:48 visibility48
なかなか観戦のしがいのある戦いだった。
さいきんの多村がチームトップの10打点と調子がいい。 7番に降格してわかったことがあるが、基本的に3番には向いていないのかもしれない。それより中軸が出塁してそれを返せるバッターの不在が、ここに来てようやく埋まった気がする。1番大村2番本多3番川�は、怪我で抜けない限り固定されてしまうだろう。となれば多村は今後、6,7番あたりを打つことになるだろう。
解説者が異口同音に「7番多村は、相手のピッチャーも気が抜けないですね」ということだ。そういう意味でも7番ははまり役かもしれない。寂しいことではあるが、中軸に帰ることはないかもしれない。ピッチャーに慣れ、ハムストリングスが十分癒えてからの来季からを期待したい。
それでも如実に多村の変化が出てきている。以前書いたことだが(2007年6月26日の日記)、多村はストライクゾーンをやけに気にして、首をかしげるシーンが目立った。それがさいきん、なくなってきたのだ。そして今日の日刊スポーツの記事。
「2死からはこの西武3連戦で7番に降格した多村選手だ。外角のきわどいコースを2球続けて球審にストライクを取られ、苦笑い。「(2球とも)ストライクで ビックリ。でも気にせず、次の球に集中しようと切り替えた」。5球目の高めのフォーク。横浜高の後輩の失投を見逃がさず、左越えの二塁打。」
セ・リーグの球審とパとではストライクゾーンが違うはずである。12年もセ・リーグにいて、パに来たとなれば、戸惑うのも当然ではある。それがやっとパに馴染んできたのだろう。
この調子で突き進んでくれることを祈るばかりである。
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