
守備妨害と打撃妨害、走塁妨害。
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あき
2013年06月19日 23:22 visibility636
今シーズンも数試合消化してきたなかで、いくつかレアに感じたシーン・疑問に感じたジャッジがありました。
ケース①
打者の打った打球は当たりぞこないでホームベース前にコロコロ・・・。
打球を処理しようとした捕手と打者走者が交錯。捕手は転倒し捕球、送球できず打者走者は一塁セーフ。ジャッジはそのままインプレイ。
僕の考えは打者の守備妨害で打者アウト。←まちがい
これは本来なら守備妨害のケースなのだが本塁周辺では例外として(故意などが認められない場合)守備妨害も走塁妨害も適用されないらしい。さすが連盟審判員!
ケース②
打者の打った打球は当たりぞこないでホームベース前にコロコロ・・・。
打者の投げ捨てたバットがインフィールドに落ち、打球がバットに当たる。
僕の考えは打者の守備妨害で打者アウト。←まちがい
これはチームメイトのBくんが調べてくれたのだが、これも故意などが認められない場合そのままインプレイ。
ケース③
打者のスイングしたバットが捕手のミットに当たる。
ジャッジは打撃妨害で打者は一塁へ。二塁ランナーは三塁へ。
僕の考えでは捕手の打撃妨害で打者は一塁へ。ランナーは二塁のまま。←正解
これも打者に故意などが認められない場合は基本的には打撃妨害となる。
しかしなんでランナーの進塁が認められたんだろう?ボークと混同したのかな?
ケース③についてはこのチームとの対戦中に2回同様の打撃妨害があった。対象となった打者が故意に・・・とは思いたくないけど、捕手Mくんが不満というか違和感を感じたようだ。実際僕も彼と数年プレーをして一度もそういったことを見たことがない。つまり打撃妨害をとられるようなキャッチングはしていない、と考えるほうが自然だと思う。
これらの3点のケースにおいて共通していえるのは「故意などが認められない場合」ってことだ。よほど悪質でもない限り、故意か偶然かなんて実際にはわからないし、最終的には審判の判断次第ということになる。
とはいえ、特に草野球にありがちな「攻撃側審判」ではカドの立つようなことも言いにくい。結局よほどあからさまでもない限り、相手に悪意がないという前提でジャッジするしかないだろう。
大切なのはこういった経験を疑問のままやり過ごさず、調べて知識にすること。そして同様のケースに遭遇した際には堂々と、毅然とジャッジすることだな。
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