ピアース氏がイングランドの暫定監督に

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    2012年02月10日 14:59 visibility76
イングランド・サッカー協会(FA)は、
辞任したファビオ・カペッロ前監督の正式な後任が決まるまで、
U-21イングランド代表のスチュアート・ピアース監督が暫定的に
イングランド代表の指揮を執ることを発表した。
2月29日にウェンブリーで予定されているオランダとの親善試合は、
ピアース暫定監督が指揮を執る。


イングランドのA代表を暫定的に率いることになった
スチュアート・ピアース監督 ©Getty Images

イングランド・サッカー協会(FA)は、

8日に辞任したファビオ・カペッロ監督に代わって

U-21イングランド代表のスチュアート・ピアース監督が暫定的に

イングランド代表チームの指揮を執ることを発表した。

昨年7月に新たな2年契約にサインし、

U-21代表チームでの任期を延長していたピアース監督が、

2月29日にウェンブリーで行われるオランダとの親善試合で

イングランドのA代表を率いることになった。

これに伴い、同日にミドルスブラで行われるU-21のベルギー戦では、

ピアース監督に代わる人物がU-21イングランド代表の指揮を執ることになる。

現役時代にノッティンガム・フォレストFCでDFとして活躍したピアース氏は引退後、

マンチェスター・シティーFCの監督を経て、

2007年2月にU-21イングランド代表監督に就任。

2007年にはUEFAU-21欧州選手権でチームを準決勝に、

2年後のスウェーデン大会では決勝に導いたが、

ドイツに敗れて準優勝に終わっている。

急遽行われた9日の記者会見で、

FAのデイビッド・バーンスタイン会長は、

カペッロ監督の正式な後任の候補者リストを

「可能な限り速やかに」作成するとの意向を示したが、

「正しい選択をする」ことの重要性についても強調した。

カペッロ監督はバーンスタイン会長とアレックス・ホーン事務局長の同席のもと、

8日午後にFA本部で行われた会議で辞意を表明。

その後、FAは以下の声明を発表した。

「今回の会合では、

ジョン・テリーをイングランド代表の主将から外すというFA理事会の決定と、

イタリア・メディアとのインタビューにおけるファビオ・カペッロ監督の発言内容が話し合われた」

カペッロ監督はACミランやレアル・マドリーCF、

ASローマ、ユベントスを率いたあと、

2007年12月にイングランド代表の監督に就任。

2010FIFAワールドカップ本大会でベスト16進出(ドイツに屈して敗退)という成績を残したのち、

UEFA EURO 2012予選ではチームをグループGの首位通過へと導いた。

イングランドはオランダ戦の後、ノルウェー(5月26日)、

ベルギー(6月2日)とも親善試合を行い、

6月11日のUEFA EURO 2012初戦でフランスと対戦。

グループDには、共催国ウクライナと、スウェーデンも同居している。

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