ウクライナ指揮官 ハリルJへの提言…歴史を塗り替えるために必要なこと By スポニチ

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    2018年03月26日 12:36 visibility239
ベルギー遠征国際親善試合   ウクライナ-日本 ( 2018年3月27日    リエージュ )
ウクライナ・シェフチェンコ監督 
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 27日に日本代表と対戦するウクライナ代表のアンドリー・シェフチェンコ監督(41)がスペイン・マルベリャで本紙の独占インタビューに応じた。ACミランで活躍し、バロンドールも獲得したかつての名ストライカーが日本メディアに初めて口を開き、W杯ロシア大会に出場する日本代表、そして、ACミランの後輩にあたるFW本田圭佑(31=パチューカ)について語った。(取材・翻訳=西海 健太郎、構成=大和 弘明) 

 シェフチェンコ監督は母国として初出場となる06年W杯ドイツ大会に導き、本大会では8強にまで躍進した。その経験を踏まえ、日本代表がW杯で歴史を塗り替えるために必要なことは何か。

 「W杯は強度のチームプレーが必要とされる場。一致団結して、強く協力しあうことが必要な場なのです」。

 日本はW杯1次リーグでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。今回のウクライナ戦は仮想ポーランドの位置づけとなるが、ポーランドにはFWレバンドフスキ(バイエルンM)という絶対エースが君臨する。

 「レバンドフスキはとてもいい選手。ピッチで、とてもいいプレーをする。決定力もとても高い」。

 そのレバンドフスキをどう封じればいいか。かつて「ウクライナの矢」の異名を取った元ストライカーの敵将は、チーム全体でキーマンを守る必要性を明かす。

 「まず第一に、今日のサッカーではDFとMFの(それぞれの)戦略に分かれていない。守備の動きは、まず第一にシンクロナイズドされないといけない。チーム全体がそれに参加するようにね。ただ、一番いい守備はゴールを入れさせないことですが(笑い)」。

 守備の不安だけでなく、日本は慢性的に「決定力不足」と指摘され続けている。シェフチェンコ監督はウクライナ代表最多の48得点をマーク。価値のあるゴールを決め続けてきた敵将は、その特効薬を持っているのか。

 「FWの決定力は個人の技術です。どういう点で違うかというと、日本代表にはビッグクラブで高いレベルで活躍している選手がいません。だからこそ、成功を達成するためにチームプレーが必要です。そう、決定力不足は日本代表だけの話ではなく、我々ウクライナもその問題を抱える時があります。どのチームでもあることです。ただ、日本のFWへのアドバイスは1つ…。そのアドバイスは27日の試合の後に教えますよ。それまでは教えませんね(笑い)」。

 

[ 2018年3月26日 10:00 ]

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2018/03/26/kiji/20180326s00002014108000c.html

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