戦火のウクライナの現状を発信へ シャフタル・ドネツクの選手ら来日 18日にJ1福岡と試合
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2023年12月17日 10:06 visibility38
ロシアの軍事侵攻の影響を受けるウクライナのサッカー強豪クラブ、シャフタル・ドネツクが15日、J1アビスパ福岡とのチャリティーマッチ(18日、東京・国立競技場)に合わせ来日した。羽田空港には「ようこそ!!」「ウクライナに栄光あれ!」などの横断幕も掲げられ、長旅の選手たちを出迎えた。主将で同国代表MFタラス・ステパネンコ(34)とマリノ・プシッチ監督が日本に身を寄せるウクライナの子どもたちから歓迎の花束を受け取った。
今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場しているシャフタル・ドネツクは、13日(日本時間14日)にポルト(●3-5)と戦ったばかり。シーズン中のハードな日程の中での来日となったが、主将のステパネンコは「今のウクライナ状況を知ってもらいたいから、僕たちはピッチで全力のプレーを見せる」と意気込む。プシッチ監督も「日本の人たちにチームの力を見せたい」と、CLでスペインの強豪バルセロナを倒した手腕を見せると自信をのぞかせた。
今回のチャリティーマッチは日本サッカー協会や不動産仲介大手のAPAMAN社が企画。一連のプロジェクトでの売り上げから経費を引いた利益の全額が、ウクライナの復興支援のために寄付される。滞在中には、日本の子どもたちとのサッカー教室や、ウクライナ避難民との交流会も行われる。
【平山連】日刊スポーツ
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