松田正俊・背番号10 (ブラウブリッツ秋田)

今夜はマツの姿にグッときました。


メインスタンドに深々とお辞儀したまましばらく顔をあげなかったマツ

みんながクールダウンに行きはじめても


ピッチに倒れ

強い雨が落ちる都田の空を仰いだまま動かなかった

＜写真＞

少なくても５分は、そんなマツの姿を眺めていた気がします。

周りの観客がいなくなって
声をかけようと思ったけど何を話していいかわからずに結局何も出来ませんでした。

よくよく考えたら、マツは私を知りません(笑)


栃木ＳＣにいたとき、他の選手ともそうだったけど
練習場に行っても本当に練習を見るだけですぐ帰っていたから
マツとも一度もしゃべったことがありませんでした。

栃木にいたとき、もっともっと応援すればよかったと思いました。


マツが鳥栖戦・ベアスタで初ゴールを決めたとき
ゴール裏のみんなで最前列に雪崩れこんで


満面の笑顔で走ってきたマツと喜びをわけあったあのときを思い出していました。

またいつか、一緒に、マツが栃木の仲間に加わってくれたら
またゴール裏で祝福出来たら
またあのジンギスカンの替え歌チャントを歌えるときがきたら・・・☆


今日のこのマツの姿を、 ここを読んでくれている仲間に見せたいと思って日記にしました。


マツのいるブラウブリッツ秋田は前半に３失点を喫し敗れてしまいました。


でも
絶望的な空気を破ってくれたのは

後半１５分、豪快にネットを揺らしたマツの魂の一発!


本当にかっこよくて
栃木のとき、そんなに好きだったっけ?ってくらいに 残りの３０分間

背番号１０を追いかけていました。


叫び、手を叩いて吠え、全身で悔しさや怒りを示し

ボールをガツガツ追いかけて奪い、ゴールへ突進していく姿に

勝手に涙が。


試合終了の笛が鳴ったとき、倒れこんだまま動けなかった選手たちがマツの他にも二人。


一人はもう自力で歩けないほどフラフラで
最後担架で運ばれていきました。


全身全霊で目の前の試合に

サッカーにそこまで一生懸命になれる選手たちを
本当に素晴らしいと感じました。


結果はダメでも、決して引かない、アグレッシブに挑戦する姿勢。


本来は別のテーマを持って都田に来たのに


ちがうものをプレゼントされてしまったような気がします。

明日仕事が無ければこれから試合レポも書いておきたいんですが

そちらはまた今度書きますね。


おやすみなさい☆