J1 2nd 第7節 浦和レッズvs湘南ベルマーレ@埼玉スタジアム

  • sweet
    2016年08月07日 12:26 visibility631

今朝起きたら、
甥っ子に「サッカー観戦たのしめましたか?」(←なぜか敬語だった)


と聞かれ(笑)


無言でいると
「ええっ((((;゜Д゜)))」と驚かれました。


サッカー観戦とは、ときに悔しい、ときにツライ。

「たのしい」だけでないときもあるのよ、甥っ子よ。

まぁそれもひっくるめて、あとから「たのしい」思い出に変わっているということに違いはないけど。


今日の午後は甥っ子と『ルドルフとイッパイアッテナ』を観に映画館に行ってエネルギーをリチャージしてきます。

イッパイアッテナ「『絶望』は愚か者の答っていうんだ」


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暑いなか、いや、熱いなか、お疲れさまでした!!


帰りは東京から静岡まで夜行バスを予約してあったけど、浦和美園駅まで超早歩きしたおかげで最終新幹線に間に合ったので新幹線で静岡へ。



バスはキャンセル。2時間前までしかキャンセル出来ないバスで3700円が無駄になったけど


いいんです、あんな夜は、1分でも早く家に帰りたいから。


なんて。


このところの移動と暑さで体調がいまいち(でも、食欲は絶好調・笑)


さらに
試合前、熱中症に近い感覚になったので大事を取って新幹線移動に切り替えたのみ。


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試合前、浦和美園駅からスタジアムまで歩いただけでアスファルトから跳ね返る熱の暑さで汗だく&ふらふら。


かき氷を食べ終わったら、二日酔いのような胃の気持ち悪さにも襲われ

応援始まって10秒跳ねたら両ふくらはぎがつりそうになった始末。


秦さんによると、試合前、スタジアムの警備員さんが熱中症で倒れて担架で運ばれていたとか。


テレビニュースでは埼玉の暑さはよく耳にしていたけど、ほんとにすごい暑さだなと現地にきて分かりました。


(埼玉の方たちはこの暑さに慣れているかもしれないけど、熱中症にはくれぐれも気を付けてくださいね。)


夜とはいえ、こんな蒸し暑いなかでピッチを走り回っていた両チームの選手たちを素直に尊敬します。


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結果は湘南にとって悔しい1-4での負け。


航選手がオリンピックでいないから
ファーストステージよりラクだろうなんて思っていたのに、やっぱりそれでも強かった浦和さん。


武藤くんなんか、幾つもシュートを外してくれたと思ったのにそれでも2ゴール


それだけ、浦和さんはたくさん好機を作れていたってことですね。


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浦和さんの4ゴールの経過は

前半8分にGK村山選手と競いあった関根選手が



前半42分には武藤選手が


後半18分には右CKから槙野選手が


さらに後半アディショナルタイムにも昨日2得点目となるゴールを武藤選手が決めていったというかたち。

1点目のシーンなんかは、湘南からしたら自滅のようにしか見えなかったけども


浦和のGK西川選手のキックに、湘南ゴール目掛けて抜け出して、GK村山選手との身長差をものともせずジャンプした、関根選手のファイトが素晴らしかったし


今回のオリンピックチームに1次予選で外れてしまった関根選手が
リオにいる同世代メンバーに負けじと戦った姿を見た気がします。


チームの総合力で勝るだけでなく、個のチャレンジのところでもファイトする選手がどのチームも増えてきた、

そうしたことが、今年の湘南が勝つことが難しくなってきた「もうひとつの」要因かなと思いました。



湘南も、前半44分には、三竿選手→菊池選手と繋いで最後は大槻選手がゴールを決めるという、
これまでの彼らのがんばりが報われるようなワンシーンも観ることが出来ました。


このところ無得点だった湘南が前節の川崎戦そして今回と、ゴールを決められるようになってきているのはいい手応え。



他にも
自らのミスのようになってしまった最初の失点に
落ち込むのではなく、そこから奮起したGK村山選手のファイト


遠くからでも精度の高いロングシュートを放って
チームとしてファイティングポーズを持って闘っているよというメッセージを示してくれた昨日のスタメン最年少・神谷選手。


その他の湘南の選手のプレーからも、戦えている!という手応えは感じることが出来ました。


ただ、繋いでいく部分でのミスがまだまだチームとして多くて、
ひとりがミスをして奪われたボールを回収するために、たくさんのチームメイトが走らなければならなかった場面


湘南が手数を掛けてやっと奪ったボールも、ひとりのミスから相手に一発で仕留められて、

逆に相手の足一振りで簡単に湘南ゴールに迫られてしまう場面


こうしたミスが多いのが今年湘南が勝てなくなってきている「もうひとつの」要因だなと昨晩痛感しました。


ああいうイージーなミスを無くして行かなければ
下のカテゴリーに行きなさいと言われても

ここは観客に高いクオリティのあるサッカーを見せるカテゴリーなんだと言われても

何も言い返せません。


ミスが多いのはまだ選手同士の意思疏通が足りてないということ。

これは今季メンバーが大幅に入れ替わったことも関係しているので、がまんを続けながら、
日々改善されていくのを願うのみです。

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湘南がいい流れで、さぁここから畳みかけていこう!といった随所随所で、
逆にそこで先手を取っていった浦和さん。


そうした場面に、
湘南としては、何度も心折れそうな試合だったと思います。


アディショナルタイムでのエクストラワンゴールの場面もほんとそうでした。


それでも、そのあと僅かな時間でもシュートを放って諦めなかった選手たちの姿

そのシュートに拍手し、さらに応援のギアをあげてくれた周りの湘南サポーターの姿


まだまだこのチームは闘える!!という明るい兆しを感じさせてくれました。


そもそも、4連敗していたなかで、浦和のアウェイ応援席を埋め尽くしていた湘南サポーターの姿が

まだまだいっしょに闘う!!というメッセージをチームに対して示していたと思います。


前の席にいた小学生の男のコたちが、湘南が負けている間もずっと跳ねて応援してくれていて

試合終了後も私たち大人といっしょに
「ベールマーレ!!」コールをしてくれていました。


彼らにとってはきっと湘南ベルマーレこそが唯一の愛するチーム。


ピッチから離れた遠い場所にいて、選手からは見えなくても、どんなときも純粋なこころで応援してくれているこんなサポーターのために、


選手は勝利というプレゼントをぜひしてやってほしいと思います。


他チームのスカウトもひとりひとりのプレーを見ています。

やっていることひとつひとつ意味のないことはひとつもないんだと思います。

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残り10試合。


落ちるか残るかギリギリの険しい道が続きますが、


上位も下位も接戦の今季、先に諦めたところから脱落していきます。


ここにきて、やっと新しい湘南ベルマーレが出来てきたと思うし
(試合前のコールのとき、サポーターに応える選手たちの姿にも熱さを感じる)

新加入のジネイ選手は
昨日見た限り、ボールタッチの柔らかさやイマジネーションが

私が柏で好きだったフランサのようなプレーが出来る選手の予感が☆


柏のときはそのまわりに
ミノル(菅沼実選手)やチュンソン(李忠成選手)がいたけども


湘南でもジネイ選手のまわりで衛星のようにぐるぐる走り回れる選手がいればと思いきや


この候補が幸い湘南にはいっぱいいるではないかということが発覚(笑)


昨日でさえ、ゴールにあと一歩といった場面を見た気がします。


次はホームで広島戦!
体調を整えて、また楽しみに向かいたいと思います。

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