応援合戦☆☆☆

この大会を通して


いちばん好きだったもの！

見てください♪子供が変わったものを見つけたときに不思議そうに見とれてるときみたいなこの光景(表情)


関西大学サッカー部員応援団が見つめるその先にあったものはこちら

対戦相手の筑波大学サッカー部員応援団


大学サッカー準々決勝という大舞台で

絶対に負けたくない相手チ－ムとの戦いがこれから始まるというときは


本来なら試合前からバチバチ火花を散らすはず。
牽制しあってみたり、お互いの出方を観察してみたり。



ところが、関西大学サッカー部と筑波大学サッカー部はいったいどんなサッカー部なのか（笑）


全くその重い雰囲気はなかった。


この試合の対戦が決まるやすぐ

つまりこの試合の三日前


応援合戦しようぜ！と決めていたようだ（笑）


この対戦の三日前
第一試合で見た関西大学、第二試合で見た筑波大学

どちらの情熱にも感動させられた自分は


この試合に向けて会場入りする前まで複雑な心境だった。



どちら側も応援したい。
どちら側に立ったらいいかわからない。
やり合う彼らは見たくない。

そんな思いをしていたのはきっと私だけではなかったはず。


そんな私たちにとって、試合前に一緒にバカをやって仲良く笑いあっている彼らの姿は


どんなにキモチを楽にしてくれたことか。



筑波は三日三晩、全員で練習してきたようだった（笑）

ショ－トコントを仕込んできて


つまらないボケにスタンドにいたサッカー部員全員で椅子からズッコける


というさらにつまらないボケで、お笑いには厳しいと思われる関西大学サッカー部員を笑わせていた
f^_^;


応援に馴れ合いはいらない!という部類のサポーターがＪリ－グにはいるけど


それも分からなくはない。


グダグダしたやりとりや、とってつけたような相手チ－ムへの媚びは試合前の覇気をなくしてしまう存在。


けども、決して馴れ合いではなく、こうして試合前はお互いに楽しみあい


試合になったらスパっと切り替えて、熱い応援で互いにがんばる


こうしたメリハリはすごく魅力的だと思った☆



試合前から気合いたっぷりで怖い雰囲気を醸し出していたら
(応援する気の無いやつはゴ－ル裏に来るな！と言ってしまったりするサポーターを実際にいままでいくつかのチ－ムで見たことがある)
なかなか新しいサポーターは入ってこれない。


この筑波や関西大のように

初めてきた私のような新参者にも


なんか面白そう！近くで見てみたい！混じってみたい（笑）！


そう思わせるような雰囲気こそ、大事なんじゃないかと気づかせてくれました。


自分がサポーターをやってる栃木でも、アウェーではそれに近い雰囲気が出来てきてるんで


今年はホ－ムでも！！
と思います。

もう今日
筑波大学はいないけど


関西大学サッカー部には、ここまで破ってきた国士館・福岡・筑波の分も頑張ってほしい♪


今日もっともっと素晴らしい光景に出会えるといいな☆


さっき、駅前のコメダコ－ヒ－で、置いてあるスポーツ新聞を見させてもらったけど


サッカー欄は、ザックジャパンが現地入りした記事と高校サッカーの準々決勝の記事しか載っていなかった（涙）


大学サッカー選手権は今日最終日-決勝-にも関わらず。


紙面を見るかぎり、今回の日本代表の海外遠征に日本のシェフが同行することのほうが


今日の大学選手権決勝よりもサッカー界にとっては重大なニュースらしい。

もちろんそれは話題性だってことは分かってるけど


でもちょっぴり淋しかった。