★大阪マラソン★80kg超級のサラリーマンが『たった20回』の練習でフルマラソンを完走できるのか?

  • 隊長53
    2011年11月15日 17:34 visibility2122
果たして80kg超級の
野球観戦大好き・ビール大好きサラリーマンが、
フルマラソンを完走できるのか?


栄えある第1回大阪マラソンに
無謀にも臨んだサラリーマンのお話です。


しかし、いくら無謀とは言え、
世界の都市で2番目に歩く速さが速いと言われている天下の大阪
のサラリーマンです。
歩くことには自信がありました(笑)


という訳で、
第1回大阪マラソンにエントリーが決まった時に立てた作戦は、
「全部全速力で歩いたる!」
でした。


というのも、最初からペースを乱さず歩いた方が、
前半飛ばし過ぎて後半バテるより速いという確信があったからです。


日本がバブル全盛の頃、
企業が学生を支援(学生の囲いこみですね)するようなイベントが多数ありました。
その頃、学生だった私は、とある何ちゃってマラソン大会(公園を周回するだけ)に参加し、
幸運にも抽選に当たり、ホノルルマラソンにタダで行くことができました。
バブルらしく、交通費、宿泊費、マラソン参加費オール無料。
条件は、その企業のユニフォームを着て完走することだけでした。


もちろん、何の知識もない私は、練習もせず、準備もせず(普通の運動靴で臨んだ・・・汗)、
旅行気分だけで参加しました。(もちろんこの時が初海外旅行!)
若さで前半は飛ばしてしまったので、後半はまともに歩くこともできず、
びっこ引きながら何とかゴールという感じでございました。


なので、今回は最初から歩き続けて楽にゴールするという目標を立てたのでした。


確かに、ジョギング、ウォーキングコースがある近所の公園では、
歩く速さはダントツでした。


もちろんそのまま「全部全速力で歩いたる!」作戦でもよかったのですが、
何となくタイムが足らない気がして、
ちょっと走って、ほぼ歩くという作戦に転じました。
3分かなり全力で走って、10分歩くことにしました。


一応、参加基準は6時間半で完走できることとなっており、
この作戦だと6時間半あれば充分完走できる感じでした。
これで完璧な(はず)作戦でしたが、
ある日、本屋である本に出会いました。


「誰でも『たった20回』の練習でフルマラソンを完走できる!」


7時間完走コース(目標時間6時間10分)の場合、
40分ジョグ※+10分ウォークの1セットを
8セット繰り返す。
※8分/キロペース


6時間完走コース(目標時間5時間15分)の場合、
35分ジョグ※+10分ウォークの1セットを
8セット繰り返す。
※7分/キロペース


を最終的に目指すという内容でした。
最初はウォーキングから始め、
ウォーキング、ジョギングを繰り返し、
20回の練習で、本番を迎えるというものです。


これこれ!
(ジョグとウォークの割合が逆ですが)
素人の私が勝手に立てた作戦にほぼ近いじゃないですか!


私の作戦は、走る時に全力でしたが、それだと持たない。
これだと、8分/キロペースという非常にゆっくりしたペースなので、
最後まで行けるかなぁという気がしました。


ただ実際には、そんなゆっくりのペースで走ったことがないので、
とにかくゆっくり走る練習を繰り返しました。


で、まぁ、この本の通り計画的な練習を積んでフルマラソン完走できました。。。
となれば良いのですが、そう簡単にはいかないのが世の中。


『たった20回』という言葉に安心してしまい、
夏場に練習をさぼってしまいました。。。


そして、小学生の夏休みの宿題が如く、
ぎりぎり間に合う7週間前から練習再開・・・(汗)


必勝本を早くから買い過ぎた感がありましたね(涙)


さっき紹介した通り、
この作戦には2コースあるのですが、
(4回目ぐらいの)最初のタイム計測で、
7分/キロペースで走れれば、6時間コース、
超えれば7時間コースになります。


私は、7分をちょっと超えたので、
7時間コース(6時間15分目標)を目指しました。


さて、本番。
40分ジョグ+10分ウォークの6セット目までは計画通り。


ランナーズアイのカメラの前では、
コップ(いつものビールを飲んでるイメージ)を飲んでみたり、
バナナを頬張ってみようとしたりと比較的余力を残してました。


しかし、7セット目は、足が動かなくなり、
50分全部ウォーキングとなってしまいました。
ただ、最後の8セット目は最期の力を振り絞り走り抜き、
5時間51分で完走。
何とか目標を達成できました。


次回は、
6時間完走コース(目標時間5時間15分)で、
8セット全部計画通り走れることを目指そうかなぁと思ってます。


ただ、本当の目標は、
フルマラソンを走っている間、ずっと楽しむことです。


今回は、経験豊富なランナーでもある友達に「楽しみましょう」と言われましたが、
関門通過できるかとか、
スタート地点から0km地点まで(遅い人は1kmぐらい後方からスタートさせられる)
どれくらいかかるかとか、不安が80%でした。
なので、今回完走した経験を活かして、次回は100%楽しむことが目標です。


最後に、この都市型市民マラソンの魅力ですが、
声援が全て追い風という中で入る心地良さでしょう。
甲子園で野球やっている阪神でも1%ぐらいは敵の声援ですが、
(実際は、あの声援が逆風になることも多々あり・・・)
この大阪マラソンの大観衆全員が応援してくれるのです。
100%味方の中でできる競技なんて、
市民マラソン以外なにのではないでしょうか?


もし、また出れたら、この背中を押してくれる声援を
もっともっと感じて、楽しみながら走りたいと思います!

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