あの男が帰ってきた・・・

  • RFC
    2019年11月09日 13:42 visibility352

みなさまこんにちは!

 

先日、小学校からの同級生が久々にフットサルにやってきました。

 

 

私らの世代は第一次就職難で

 

今の31-39歳の超就職氷河期ほどではありませんでしたが

 

そこそこの大学を出ても一流企業にはまったく入れずに

 

中小企業ばかりでした。

 

そんな彼も時代の波に飲み込まれ

 

無人島でタニシを食べるような生活をしていました。

 

 

他の同級生たちは中小企業で叩かれ、熱せられ

 

急激に冷やされ日本刀の様に成長していきましたが

 

彼はまだタニシでした。

 

私も栄養たっぷりの土を食べて

 

幼虫時代の11カ月を経て、1カ月間

 

大きく成長したカブトムシの様に

 

1カ月の繁栄を極め、そしてひと夏で死んでいきました。

 

 

あれ?

 

じゃなくて、私も

 

溶接工、機械工、小包配達、CAD技術者、土木施工管理など

 

様々なHな職業を経験し

 

職業冒険野郎という、元双羽黒こと、北尾光司の

 

自称格闘冒険野郎をぱくったような二つ名をもらい

 

管理者的立場になった今は

 

人材の確保という点で人材を集めるのも仕事になった。

 

 

他の職人らが他の現場があって来られなくなり

 

ふと、彼は何をしているのだろうと連絡をしてみた。

 

やっぱり、タニシの生活をして

 

岩にこびりついたコケをなめまわす毎日だったという。

 

 

社会人未経験という

 

東アジア屈指の称号がついている彼を

 

どう使うのか?

 

さりとて私も一億匹の中から選ばれた戦士(せ○し)!

 

これまで未経験者5人にCADを覚えさせ

 

現場作業員を数々育てた実績はある。

 

 

とにかくやらせてみて教えまくり

 

10日で彼は見事に成長した。

 

まぁ勉強は俺よりできた。

 

昔はサッカーも上手かった。

 

この点を踏まえ、決断したのだがギャンブルである事には変わらなかったが

 

上々の出来だった。

 

CADも教えたが、良い勘をしていた。

 

 

そして久々にフットサルに呼ぶと

 

初日は20年以上のブランクとサッカーボールしか蹴っていなかったので

 

跳ねないフットサルボールに戸惑っていたのと

 

体力と関節、筋肉がついていけてなかった。

 

それから現場で毎日5kmは仕事で歩くことになるので

 

徐々に関節なども負荷に強くなり

 

フットサル二回目でついにゴールをあげる。

 

20数年ぶりのゴールだろうか?

 

そして私のエンジェルパスを・・・

 

ふらつきながらも・・・

 

決めた!

 

 

すると昔の記憶が・・・!?

 

そういえばサッカーで俺のコーナーキックを彼はボレーで決めていた。

 

ゴールエリアの角付近を通り、ニアに飛び込ませ、

 

ペナルティスポット付近、ゴールよりを通し、ファーに飛び込ませ

 

合わない時は

 

ペナルティエリアギリギリのところで待っている彼に通る。

 

それを彼は綺麗に決めていた。

(フィジカルが弱いので競り合いができない彼はマークのつかない所を狙う)

 

 

そんな事を思い出した。

 

 

フットサルも良い事だが

 

さて、彼はこれから復活できるかな?

 

逃げず、あきらめず、努力と根性で抜け出さなければならない。

 

根性論だが、根性は必ずいるもの。

 

根性論を否定できるのは効率だけ。

 

無駄な力を使わず効率良くできる時。

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