
祭りの終わりに思うこと
-
-
mw
2008年10月04日 23:25 visibility132
<!--StartFragment-->
大方の予想に反して、今日のスターティングメンバーは以下の通りでした。
(左右ちがうところがあるかも?)
【スターティングメンバー】
−−−−−寿人−−−−−
−−−高萩−−柏木−−−
−服部−−−−−−李−−
−−コージ−−青山−−−
−槙野−ストヤノフ−カズ−
−−−−−昭大−−−−−
午前中は子供の用事があったりなんかしてばたばた出かけた上、
J1昇格記念Tシャツを買ったりしていたので(帰りに買えばいいのに、、、)
入場したのはキックオフ開始10分前。
ファンクラブ先着3000名に頂けるプレミアムカード。
今日はサンフレッチェの誇るDFW背番号5番槙野智章選手だったのですが、私が行ったときには既に全部無くなっていて「完全制覇」(?)を目指していた私、ちょっと動揺が隠せません。そういえば、その予告だったんでしょうか。今日のガチャガチャ、前回例の小学生と交換してもらったのと全く同じアウェイユニの槙野選手です(TT)
スターティングメンバーのアナウンスはエントランス辺りで聞いたのでよくわかりませんでした。座ってみると、↑のような布陣でしたので、高柳選手、先発じゃなかったんだなあとちょっとがっかり。
高柳選手はとってもいいものを持ってると思うんですけど、本番でなかなか「らしさ」が出せていない気がしています。昇格枠確定を狙って気合いが入るだろう湘南さんに頭からぶつけてほしいなあという気もしていましたが、監督はやはり勝ちにこだわったのかもしれません。(高柳選手が出たからといって負けるという意味ではありませんよ、もちろん。高柳選手は、監督も試合前日のコメントで「クラブの将来を担う選手」とおっしゃるくらいの本当にいい選手です。あくまでも実績を重視してもっともリスクの少ない方=今年の基本形を取った、と考えるべきかな、、、と)
な〜んてことを考えているうちに、いよいよキックオフ。
試合を観ていると、前半は本当に昇格を目指しての一年間が選手にとってどれだけのプレッシャーだったのかしみじみと思われる45分間でした。シュートの精度こそ欠いていましたが、パス回し一つを見ても、大変リズムよく本当にのびのびとやっているように見えたのです。もう少し、攻めを丁寧にすれば前半で得点もあったと思いますが、23日の昇格決定戦、28日の優勝決定戦、興奮と歓喜のサポーターへの報告会、メディアへの対応、、、体だけでなく神経も使っただろう10余日のことを考えると、仕方のないことだったかもしれません。
後半、攻めが単調になってきたところで、高萩選手に替えて桑田選手、リハンジェ選手に替えて高柳選手を投入。
桑田選手は高萩選手とは随分違ったタイプの選手です。高萩選手は非常にアイディアの豊富な、私が思うところの「こじゃれたプレー」が上手な選手ですが、183cm66kgとちょっと細いんです。だからどう、と言われると難しいんですけど、ちょっとパンチに欠けるというか、どっちかというと「美しいプレー」が上手な選手だと思います。で、かたや、桑田選手なんですけど、MFなんですけど、ちょっと言葉が変かも知れませんが、「昔風のMF」って感じ?
ううん、むずかしいですね。まあ、とにかくこの二人は全然リズムが違う二人という気がします。
そして、リハンジェ選手に替えて高萩選手が入りました。今季は青山選手、森崎和選手とダブルボランチを組んだりしていましたが、u-19代表などではSBをやっていました。背は高くありませんが、重心の低い落ち着いたプレーと精度の高いキックで後ろからの組み立てが大変いい選手と思って見ていました。(本人はボランチで勝負したい気持ちが強いのかもしれませんが)リハンジェ選手ほどのアップダウンはありませんが、攻守ともにボランチだったときよりも役割分担がはっきりしていてよかったように思ったのですが、、どうだったでしょう?
ベルマーレには2度ビックチャンスがありました。(ように思います)
今までのサンフレッチェなら失点していたのではないかと思います。子供がサッカーチームでDFについて「つるべのように」と指導を受けたと言っていましたが、一人のミス、一人の穴を次から次から埋めていく好守だったと思います。攻撃は大味(特に後半はじめ)になりかけていましたが、サンフレッチェにしては珍しく90分通して「ばたばた感のない守り」だった気がします。それくらい、今日のサンフレッチェは落ち着いていました。
終了10分ほど前、佐藤寿人選手に替えて久保選手が投入されました。来るときのシャトルバスの中で隣だった男性二人組が「昇格決まったんだから、久保を先発で使ってほしいなあ」とおっしゃっていたことをちらっと思い出しました。
挨拶に選手が来る前からずっとチャントを歌い続けていた湘南のサポーターの方々。うなだれている選手達をひたすら激励していたその姿に心打たれました。
鬼武Jリーグチェアマンからシャーレを受け取り、ピッチを一周
してファンの皆さんの祝賀を受け、サポーターと記念写真を撮った後、恒例の「勝利劇場」はありませんでした。電光掲示板には今日のハイライトが流れ、球団職員の方が「勝利劇場は今日はありません」とサポーターズシートの方にお断りを言いに出ておられました。ちょっと「え〜」というような声も上がっていましたが、多くの方はそれを聞いて三々五々帰り支度を始められていました。
ハイライトを見ながら、しばらくスタンドでその様子を見ていた私は、なんとなく
祭りの終わりを感じていました。苦しくて、でも、本当に皆が一つのゴールに向かって走っていたこの一年は終わりました。次の目標に向かって、チームがまた動き出します。私たちも、置いて行かれないように、また歩き出さなければなりません。いつも、いつでも、よく言うように「終わりははじまり」なのでしょう。
昼の試合になったので、メインエントランス前のお祭り広場はいつにも増してにぎやかでした。沢山の子ども達、沢山のファン、サポーター、淋しかった去年のビッグアーチのことを思いながら、「スタジアムはこうでなくっちゃね」と思った私です。
<!--EndFragment-->
試合中、ずっと途切れることなく声を出しておられた湘南の皆様。残り試合も頑張って下さい!
怪我で離脱中のGK木寺選手のスーツ姿。ダンディでしょ?
今日の記念写真のかけ声は「1、2、サ〜ンフィレッチェ!!」
こんなおされなアドバルーンまで!!
- favorite13 chat5 visibility132
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件