テニスで勝てない初級者が超えるべき壁⑤【狙いの誤差を知れば返球は簡単になる】

テニス(シングルス)で勝てない初級者が超えるべき壁⑤

 

テーマ【狙いの誤差を知れば返球は簡単になる】

 

ぽんぽん丸です。
前回『10本返球する難しさ』について紹介しました。

 

今回はその続きで『狙いの誤差を知れば返球は簡単になる』...その理由を書きます。

 

 


◆皆さんは狙いを定める時、コートのどこを狙って打っていますか?

ネットスレスレ?

それとも、コートの着地点?

 

多くの方から聞く限りでは、ネットの通過点であれ、ボールのバウンド地点であれ、
狙いを『ピンポイント』で定めている様です。

 

では、そのピンポイントの狙いから、『自分の狙いの誤差』、大体半径何cm位か把握できていますでしょうか?

 

「そんなもの調子によるじゃないか...」
「打てる体勢が良ければ誤差はそんなに無いもんね...」

 

こうやって反論を言われてしまいそうですが、全くその通りなんですけどね~笑。

 

まぁ、そういった調子の波もあることを重々承知で、

 

『リカバリー万全で止まった体勢で打てる時』
『リカバリーが間に合わず走りながら打つ時』

 

この2つで『狙いの誤差は極端に変わる』ということをまずは覚えておいてもらえたらと思います。

 

 

 

◆止まって打つショットは、スクールの球出しなどで日常的に練習できている人も多いですよね。

(球出しで走らされるとしても、ボールがどこに来るか分かっている場合は同じ)

 

しかし、試合で相手が仕留めようと生きたボールを打ってきた時、

 

コースはどこか?
ボールの着地点は?
どんな回転?
相手の意図は?
自分の返球コースと球種は?
打つときのボールとの距離感は?
打点を決めてテイクバックできたか?...

 

最低でもこれらの情報を判断して、ギリギリの体勢で打つこともしばしば。


試合中全く同じ状況はありません。

 

だから難しい。


ボールを打つ直前には、全ての予測がうまくいって、準備を終わらせてテイクバックできているのであれば、

 

自分の最高の狙いを『点』としたとしても

ほとんど誤差なくコントロールできることでしょう。

 

しかし、『点』で狙いをつける最大のデメリットが1つ。

 

『ライン際に狙いをつけてしまう』

 

ということです。

 

止まって打てない時は、『点』として狙っても誤差が出てくる...

 

ライン際に狙いをつけていたとしたら、アウトの確率が極端に上がってしまう。


だから、

誤差を考慮した範囲を『円』として

その円がコートに収まるよう狙いをつける。


例えば、誤差が1mあるとすれば、半径1mの円をネットにもアウトにもならないよう当てはめる。

その中心点を狙う。

 

狙った点より1mズレてもインになる。

 

たとえ、安全な真ん中を狙って、誤差でラインギリギリに決まったとしても、自分の技術を冷静に判断できるあなたの実力です。


『体勢が悪い!真ん中!』と咄嗟に判断できるあなたは強いと思います。

 

 


《まとめ》
◆構えた体勢で打てる時、走りながらギリギリで打つ時とで狙いの誤差は極端に変わる。

 

◆止まって打てない時は、誤差を考慮した範囲『円』をコート内に収めて狙う。

 

◆誤差で良いコースに行く場合も実力。

 


でした!
是非試してみてください!

 

 

 

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◆そのまま打ち込む?コースを変える?
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