小諸・南城球場つづき

  • 仲本
    2011年07月18日 22:33 visibility179


(スコアボードは手動式。やはり?バックスクリーンと別に右中間にあります)


長野県小諸市は坂の町だそうだ。市域は浅間山の南斜面から千曲川までまたがり、高低差は約1500mに及ぶという。

この日訪れた南城球場、駐車場から球場前までは階段を下っていった。球場内に入ると、外野後方はコンクリートで補強された高いガケが迫っている。ひょっとすると雪の降る地域では珍しくないのかもしれないが、外野も芝はなく内野と同じ土のグラウンド。なんとも強烈な印象の球場だ。両翼92m、中堅120m。スタンドは外野ポール近くまで設置されていて、その気になればお客さんはそこそこ入りそうだ。

初めて見に行ったBCリーグ、試合前はチームのキャラクターや地元の少女チアさんが踊ったりして盛り上げているのだが、ついでになぜか当地警察署の「振り込め詐欺予防」の寸劇が行われたりしていた。「なんで正義のヒーローが幼稚園児なんだよお〜」と、このへんは口ではなかなか説明しづらい。気になる方は「フリコマセンジャー」で検索してみて下さい。

脱力感たっぷりな中で始まった試合だが、プレーのほうはしっかりしていて「こりゃやっぱり上手いねえ」と一緒に見に行った友人と話したことだった。この日7回頭から新潟2番手として登板した元NPBの正田投手も、無失点には切り抜けたもののセンター中心にことごとくいい当たりを食らっていた。信濃は前節までチーム打率.288とリーグトップの好調。昔の名前で出ていますとはいかないようだ。正田投手は現在0勝4敗で先発から後ろに回っているが、まだ29歳、現役をあきらめるわけにはいかないだろう。









(長身を折り曲げて投げる正田投手。背番号「75」)
球場内はチームグッズに飲み物・食べ物もけっこう売っていて、昼飯抜きでも現地調達が可能。ただこの日は近所の上田でも最高気温が35℃あたりまで上がったくらい暑くて食欲不振。スタンド後ろの通路や外野のガケ下には少し日陰もできていたが、スタンドのベンチ席には陰がないので久々に球場観戦が辛かった[e330]。これは一人観戦ならホイホイ日陰に避難したところだ。
(外野芝生席のさらに後方、ガケ下がちょっとだけ日陰になっている。この日は夏空…)

 






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