北海道放浪記〜おまけ・大倉山シャンツェ

  • 仲本
    2014年08月03日 22:43 visibility306

さて、今回の北海道訪問は南北北海道大会観戦がメインだったわけですが(キッパリ)、やっぱり北海道らしいところも一つくらいは行っとかないと普通の人に土産話ができないよね、というわけで、







どうして選択肢がその二つなんですかわかりません



つーかさ、



今年は冬のオリンピックあっただろ!



みんなすっかり忘れてるけど(爆)!



まあ、大きな理由は時間と距離の都合ですが、円山球場と両ジャンプ台はわりと近くにあるのです。で、試合がないときも公開されているのは大倉山のほうですね。



円山球場からは路線バスでふもと近くまでいけますが、昼の時間帯はなかなか来そうもなかったので、歩いていくことにしました。だいたい2kmの道のりです。



高低差も100mの登りです(´д`)



罰ゲームは怖くないかーっ…?



ふうふう言いながらたどり着きましたよ。







来てみると意外にテンションアップ。

おー、雪はないけどなんか見たことある感じだよ。



札幌オリンピックの会場でもあり、今でもワールドカップ会場として使われる日本有数のジャンプ台です。ジャンプ技術の向上に応じて何度か改修されており、今の台は1996年完成した5代目です。安全に着地できる最大限の目安とされるヒルサイズは134mということです。



ところで腹が減った。入口の警備員のおじさんに聞いてみました。なんか食べるとこないですか?



「レストランは、もうお昼おわっちゃったねえ」



ガビ――(゜∀゜)――ン!



ジャンプ台のふもとに喫茶コーナーがあったので、とりあえずそこでブルーベリーヨーグルトソフトクリームを食べました。なんかガイドブックに載ってたんですよ。



おいしくいただきました



リフトでジャンプ台の上まで登ってみましょう。札幌の街が一望できるそうです。







着地点はこんな感じ。斜度37度前後。ジャンプ台の傾斜もほぼ同じだそうです。よくこんなとこに着地できるな、と思いましたが、理屈では「傾きが同じなら下り斜面から下り斜面に着地するのは平地から平地に着地するのと同じ」です。







ジャンプ台の上は展望台になっています。この日はちょっと曇っていたのが残念ですがいい眺めです。眼下には円山球場も見えますね。グラウンドの歓声もここまで聞こえてきました。



で、ここの売店でもソフトクリーム売ってる。ガイドブックに載ってたのはもしかしてこっちのほうだったのかもしれん。



夕張メロン&バニラミックスソフトクリームをおいしくいただきました(本日2本目)。



日本のトップジャンパーでここを飛んだことのない人はいません。現在のバッケンレコード(最長不倒距離)は2012年に伊東大貴選手が飛んだ146.0m。



ジャンプ台は何度か改修されたといいましたが、今の台に改修される前の1994年、二日連続でバッケンレコードを塗り替えた選手がいました。一日目が127m、二日目が135m。



特に二日目は一気に7mの更新、そのジャンプは今までに見たこともない高い軌道を描いたと語り草になりました。結局この記録が次回改修まで破られることはありませんでした。



選手の名は葛西紀明。20年前のお話です。






















































































































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