北海道放浪記〜桜ヶ丘球場と、商都小樽
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仲本
2014年08月09日 16:04 visibility752
(球場横の白樺の木立)
北海道ネタもあとふたつです。
(´д`;)<マダアルノ
北海道旅行初日に訪れた小樽の街。以前訪れたときは小樽駅から運河の方へ向かいお決まりの観光コースを歩いたのですが、今回は港や山側という行っていなかったところを延々と歩いて回りました。
日記ネタになりそうなところにも立ち寄っています。
小樽の野球場は桜ヶ丘球場といいます。北北海道大会でも会場として使用されています。名前のとおりこのあたりは小高くなっていて、公園になっています。
この日はたまたま少年野球チームが練習していて中を見ることができました。
バックネットはありますが、ちょっと内野方向にいくとネットは低いです。硬式の試合やってファウルボールは大丈夫かな、と思うくらいでした。地方球場といってもわたしはその土地のメイン会場を訪れることがほとんどなので、普通はこんな感じかもしれません。
ライト方向は近くに山が見えます。
ここはスタンドからグラウンドを掘り下げるような形に作られているようで、球場の周りは塀で囲われていました。
スコアボードは回転パネル式。打順は守備位置の数字を表示するタイプのようでした。
フェンスに表示があったかどうかはっきりしませんが、あとで小樽市HPで確認すると、グラウンドはセンター109.30m、ライト90.76m、レフト91.79mと非常に細かくでていました。
球場を出て少し歩くと、こういう石碑がありました(偶然)。
北照高校は今は郊外に移転していますが、昭和55年まで校舎があったのはもう少し町の中でした。野球部が甲子園に出てくるようになったのはたかだか最近20年のことですが、学校自体は明治の創立です。かつては私立小樽商業、北海商業と名乗っていました。
夕方にかけて曇ってきましたが、もう少し歩きました。
地獄坂。おや、罰ゲームですか?
まあ地元の人に言わせれば「冬場はもっと地獄」だそうです。
考えたくもない((((;゜Д゜)))
この坂を上っていくと二つの学校があります。
こちらは道立の小樽商業。ここも今年で創立100年を誇ります。昭和7年夏の中等学校野球北海道大会でスタルヒン擁する旭川中学と対戦しています。
このとき、小樽商業にもアレクサンダーという亡命白系ロシア人選手がいたそうです。
県外の選手がこんなにいるとはけしからん、とかいう話になる今に比べて、昔のほうが意外にバラエティーに富んでいたのかもしれません。
さらに坂を上れば小樽商科大学があります。明治に創立された小樽高等商業学校の流れを汲む学校です。国立大ということで野球ネタはあまりありませんが、この街が北方貿易で栄えた商業都市であることを、これらの学校が今に伝えているような気がします。
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