100冊突破記念〜優勝校放浪記(旧・京都二中前編)

  • 仲本
    2009年06月28日 20:27 visibility200




【見境なく写メ日記送ってるうちに100冊到達してましたので、緊急特集です】

京都の夏は暑い。

午後4時を回ったとはいえ、暦は夏至を過ぎたばかり。この時期、この時間ではまだまだ陽射しも衰えを見せず、駅前から続く幅広い道路のアスファルトを容赦なく照らす。直射日光と照り返しを二重に受けながら、「油小路八条」という、京都らしいがなんとなく暑さを誘う名前の交差点を曲がる。

千年の都・京都は、少し歩けば歴史の一ページにその名を刻む場所にいき当たる街だ。
例えば新幹線からもその姿が望める東寺の五重塔。京都駅からでも歩いて歩けない距離ではない(今日は暑かったが)。
その東寺からさらに西へ、歩道橋を渡った先に、名前もいかめしい「羅城門」というバス停がある。
平安京の南の大門も、いつしか鬼の棲みかともなり、今では影も形も失くなってしまった。

目指す京都府立鳥羽高校はこのバス停から少し東寺に戻ったところ、バス道からは引っ込んだところに立っている。

茶色い煉瓦調の古風な校舎が見える。

(後半へ続く。)














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