代表校放浪記〜箕島編(後)

  • 仲本
    2009年02月22日 13:30 visibility132
「とりあえず右だ、右。」歩いている人がほとんどいない。
「まあこの辺の人はみんな車使うだろうしね〜」
図書館がある。なんか郷土資料でもないかと思ったら、整理期間中で休みだった。
少し行くと市役所。出場祝いの垂れ幕。撮っとこう。例によって怪しさ満点である。 

さらに川沿いを歩くとグラウンドが見える。バックネットに「甲子園出場」の横断幕。
あったあった。今回は、意外と早く見つかりましたね(偶然)。
風に乗って、なんか音楽が流れてくる。「緑のやまなみ〜♪」
選抜大会歌でした。わかりやすいといえばわかりやすい。イメトレの一環だろうか。
今年の行進曲(だと思うが、自信がない)と交互に流されていた。
バックネットがあって、一塁側・三塁側に4段くらいの簡単なスタンド。
ライトは84mと表示があった。(レフト・センターは確認できず)。
まだ練習開始前なのだろう、部員たちが数名、スタンドに座ってしゃべっているだけだった。
グラウンドの手前にある建物が合宿所だろうか。

 正門に回ってみる。
柔道、剣道、相撲、ソフトボールといった競技でも全国大会に出るらしい。
この前買った雑誌の記事によると、「相撲部は昔から強くて、全国優勝も先だった」そうな。

 さて、来てはみたものの、ほかに見るものがあるでもなく。
かれこれ小一時間、川沿いを上ったり下ったりして時間をつぶしているうちに、
ユニフォームを着た小学生と自転車ですれ違う。
羽織っているウインドブレーカーの胸にはMINOSHIMAの文字があるが、
これはどっちかというと「マリーンズ」モデルだった(いや「球友会」モデルというべきか)。
箕島高が今年甲子園で活躍したら、こういう子たちも将来地元の学校に残るかも。 

グラウンドではシートバッティングになっていた。
見物人がいるかも?と思ったが、特に誰もいない。静かなものだ。
まあこれが普通であって、わざわざ電車に乗ってやってくる人が奇特というべきだ。
ライナーが外野の間を抜いていく。内外野の中継。
打たれた投手には悪いが、この辺の連係というのも野球の華である。

 しばらく眺めていると、川風で寒くなってきた。
電車の都合もあり、駅へ向かう。休日の昼間は1時間に普通が2本、特急1本。
ついでなので、紀三井寺に寄って帰る。ここの石段がきつい。桜の季節はにぎわうらしい。
紀三井寺球場にも機会があれば一度来てみたい。 

次は彦根東だ!待ってろひこにゃん!

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