徳島放浪記おまけ〜連絡船の旅

  • 仲本
    2011年02月23日 21:45 visibility401


(南海難波から徳島港直通切符。難波駅の自動券売機で普通に買えます)
♪わ〜たしもひとり〜 連絡〜船に乗り〜…、

昭和の名曲「津軽海峡冬景色」に登場する青函航路に代表される鉄道連絡船。旧国鉄とともに姿を消したのでは、と思っている方も多いのではないかと思います。まあ宮島航路ってのがありますが、あそこは宮島を一回りすればあとは本州に戻るだけ、いかんせん展開に欠ける。海峡の向こうで小さな幸せにたどり着くまでどこまでも行きます、みたいな話にはなりそうもないのですね。

ところがどっこい、関西大手私鉄の一つ・南海電鉄は子会社の南海フェリーで和歌山港と徳島港を結ぶ航路を運行しており、一部列車は今なおフェリーと接続するダイヤを組んでいます。鉄道の終着駅・和歌山港駅の改札を出ると乗船待合所へ続く跨線橋に直結。本州と四国を結ぶ知られざる鉄道連絡船というわけです。高速バスより少し余計に時間はかかりますが値段はちょい安。今回の徳島上陸はこのルートにしました。

昼行便は天気が良ければ紀伊水道や淡路島の眺望を楽しめます。「南海」電車の看板に偽りなし、であります。
(年季の入った和歌山港駅の駅名標)














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