インターハイ連続出場記録の止まる夏

 私はバスケットボールにあまり詳しくないのですが、それでも秋田県の能代工業の名は知っています。
 先日、能代工業がインターハイ県予選で敗退し、ついにインターハイ連続出場記録が54でストップしたことは全国のニュースになりました。
 私の住む京都にもバスケットボールの強豪洛南高校があります。
 洛南高校は1971年から昨年まで44年間ずっとインターハイに出場し続けていました。
 しかし、実のところ去年は府予選決勝で東山高校に敗れていました。
 開催地は2校出場できる特例に助けられての全国の舞台だったのです。
 そして今年。
 洛南高校は2年続けて東山高校に決勝で敗退。
 ついにインターハイ連続出場記録は44でストップしてしまったのです。
 
 京都にはインター―ハイ連続出場で能代工業や洛南を凌ぐ学校がありました。
 卓球の東山高校です。
 何と去年までの連続出場記録は66年。
 それが今年ついに途切れることになりました。
 東山を下した龍谷大平安がインターハイに進みます。

 龍谷大平安。
 高校野球の名門。
 そしてオリンピック銀メダリスト太田雄貴選手を輩出したフェンシングの名門でもあります。
 高校時代立命館高校フェンシング部員だった私にとって龍谷大平安は我が部男子団体戦の連続出場記録(確か昭和61年~平成4年)を止めた因縁の相手でもありました。
 その龍谷大平安高校フェンシング部。
 ここまでの男子団体戦連続出場記録、24。
 全く止まる気配がありません。
 今年もこの記録は危なげなく更新されております。
 皮肉なことにその始まりの瞬間を目にした私は、いつしか「歴史の証人」になってしまうのでしょうか。
 ・・・来年こそがんばってくれ!立命館高校フェンシング部!平安を倒し、記録を止めてこそ京都のフェンシングのレベルは次の高みへと上がるんだ!
 
 

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