第91回選抜高校野球東邦高校制する(30年ぶり5回目の頂点)
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篠山鳳明
2019年04月06日 10:01 visibility379
おはようございます。
福嶋馨です。
此処常陸の国水府地区は今週が桜の満開になりました。
さあ花見でも行こうか?と思いましたが、奥さんが1歳違いの妹と秩父長瀞方面にバス旅行に出かけました。
なので今日は自由の身です。
本日BCリーグで今年設立された「茨城アストロプラネッツ」の記念すべき開幕戦が「ひたちなか市民球場」で
開催されます。
対戦相手は「栃木ゴールデンブレーブス」観に行くかどうか迷ってます。
ところで第91回選抜高校野球の愛知東邦高校の30年ぶり5回目の優勝で幕を閉じました。
東邦高校は大正12年東邦商業として創立。昭和23年の学校改革で東邦高校となる。40年東邦短大を併設。
46年に現地点愛知県名古屋市名東区平和ヶ丘3-11に移転した。
60年共学化になり現在にいたっている。
部の歴史は長い。
昭和5年に野球部が創部、同年夏愛知県予選へ参加。
8年に小池栄一郎監督が就任。9年選抜にエース立谷順一(専修大→東邦ガス)、1番センター河瀬幸介(慶大)
3番レフト片岡博国(早大→名鉄→函館太洋)、4番一塁手村上一治(法政→南海)で初出場。初戦は降雨
8回コールドながら京都一商を4安打完封。準々決勝では明石中を6対3で下し、準決勝はエラーと押し出しで
2点を失ったものの、海草中学を4安打に抑えて破り、決勝へ進出。決勝では浪速商業の納家米吉と 投手戦になり
10回表に納家のランニングホームランで1点を勝ち越されたがその裏息の上がっている納家を無死二三塁と攻め
村上の右中間の二塁打で逆転サヨナラ勝ち、初出場でいきなり初優勝している。
以後8年連続で選抜へ出場している。
これが東邦高校の選抜での第一歩となった。
その後東邦高校の選抜の決勝戦でのスコアは以下のとおりである。
38年 対中京商業 ●0対1
39年 対岐阜商業 〇7対2
41年 対一宮中学 〇5対2
88年 対宇和島東 ●0対6
89年 対上宮高校 〇3対2
19年 対習志野 〇6対0
選抜の通産優勝回数は中京大中京の4回を越して5回で最多
選抜の勝利数も中京大中京を抜き56勝25敗1分けと最多になった(ちなみに2位中京大中京は55勝26敗)
決勝戦習志野が先制すれば面白い展開になると予想したが東邦のエース石川君が習志野に付け入るすきを
与えなかった。
3点を追う4回先頭の根本がレフト前ヒットで出塁したし、次打者は小技のうまい竹縄。
セーフティーでもエンドランでもできる場面だったが、東邦エース石川のクイックモーションに対応できなかった。
春の東邦、夏の習志野この構図はまさに生きていた。
平成最初も優勝、平成最後も優勝これは何か高校野球のカオス的な原理が働いたのかもしれない。
最後になりましたが今回の選抜大会は大差の試合があまりなく、私の中では相当な番狂わせがありました。
久々に高校野球らしい高校野球を観させていただきました。
球児の皆様ありがとうございました。
これから夏に向け3年間を悔いないよう過ごしていただければと思います。
おわり
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