野球連盟についての考察

これは京都市内で活動されている草野球チームの代表の方のお話です。



「私は野球が好きだ。何年も野球を楽しんでいる。
いろんなチームと出会った来た。兎に角、勝ちにこだわるチームに休日のレクリエーションとして職場の同僚たちと楽しむようなチーム。
いろんなチームをたくさん見てきた。どのチームもそれでいいと思う。
それが草野球だ。しかし、実際どうだろう。
野球愛好家が日曜日に野球を楽しんでできているのだろうか?
日曜日にふつうに草野球をすることができているだろうか?
週に一度の休日であるに日曜日に野球をする機会が失われているのではないか?
なぜならば、連盟が京都市のグラウンドを使って野球をしているからだ。
連盟の大会がない月は、市民カードがあれば抽選に参加できる。
しかし、連盟の大会がある月は抽選にすら参加させてもらえない。
その月は草野球ができないのだ。

例えば、連盟に所属していたとしよう。
90分しか試合ができず、しかも規約が厳しくユニフォーム・スパイク等の色にうるさい、さらに高圧的な態度の審判が多い。決して安くない参加費を支払った上に、トーナメントの初戦で負ければ、もうその大会は終わり。それは野球ができない事を意味する。高いお金を支払って連盟に加入してもそんな野球しかできない。
草野球の内容云々の前に、それでみんな満足なんか?
それで楽しめてるのか?
もっと、万人が楽める気楽なルールで野球がどうしてできないのか?
抽選に落ちるのは仕方ないが、その抽選にさえ参加できない。
これは不公平すぎるのではないか?

日曜日はどんな人にも公平にある。
連盟に加入しなくても、日曜日に野球をしたいという人はいるはずだ。
そんな人は連盟の大会がある為に野球ができない月があるのだ。
市内のほぼすべての野球場が、そのような前述の連盟の大会に使われるのである。
これは不公平ではないか。

もし、連盟が野球大会をするなら、連盟が独自で野球場を用意するべきじゃないか?
少なくとも、一般市民が抽選に参加できるようにするべきじゃないか?
少なくとも、連盟が使わない野球場を用意し、公平に抽選に参加できるようにすべきじゃないか?
なぜ、京都市が住民に対して公平に行うべきサービスの一つであるグラウンドの解放を京都市の野球連盟が使用する方を優先されるのか?
京都市と連盟の間でどのような取り決めがあるのか?
そして、それはどのような経緯なのか?

私の意見は、『連盟に加入している草野球チーム』に対する批判ではない。断じて。
どんなスタイルの野球チームがあってもいいんだ。
ただ連盟というだけで、一般市民よりも優先されるのはなぜなんだ。

例えば、既存の連盟に対抗して各区各支部あたり50チーム。
計300チームくらいの対抗するような連盟を作ったらどうなるのか?
京都市から既存の連盟同様、優先的に野球場を使うことができるのだろうか?」


とても興味深い話だった。
普通に当然だと思っていたことに対して鋭いメスが入った感じだった。

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