中井を訪ねて三千里(2013-6-22イースタンリーグ公式戦巨人対ヤクルト観戦記)

 

 

 

―午前11時40分―


JR北戸田駅に降り立ちました。
舎人親方との待ち合わせの時間は11時30分です、10分程遅れてしまいました。
遅れた理由は単なる寝坊です。

今回の観戦はレポ屋業務というより中井の応援がメインなのです。
中井と言えば寝坊で練習に一時間遅刻し、懲罰として罰金10万円と二軍降格の憂き目にあった選手です。
その選手を応援するというのに寝坊で遅刻とは・・・我ながらなんという失態でしょう。

さすがに罰が悪いので”10分くらい遅れます”と理由をいれないメールだけ送り、実際に舎人カーに乗り込む時には「いやいやいや、遅れちゃいましてすみません、テヘヘ・・・」とヘラヘラした笑顔を浮かべながら乗り込みました。
親方は「いえいえ・・・」とだけ言い、車を発車させました。
どうやらなんとか誤魔化せたようです。
車を走らせて15分程で戸田球場に到着しました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
いつもの通り車から先に降りて席の確保に向かいます。
受付で二人分の料金を払い、前回から全席指定席になったので空いている席からベストな席を選びました。
前回の失敗を生かして、試合終了後に念入りなリサーチをしたので今回の席選びは我ながら完璧な仕事が出来ました。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ここなら良い感じで撮影が出来ます。
あとは選手が活躍してくれるのを願うばかりです。
 
到着した時には調度巨人の練習時間でした。
目を細めてお目当ての中井の姿を探すと早速見つけました。
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
元気そうに練習しています。
18日に観戦したヘンリーさんによると覇気が無かったそうなので安心しました。
試合でも元気な姿を見せてくれる事を祈りながらレポ屋の準備に取り掛かります。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
「ジャンジャジャーン!これ見てよ♪♪♪」
 
 
準備中の舎人親方が急に楽しそうな声を出しました。
なんぞや、なんぞやと親方の方を見てみるとそこには、、、
 
 
 

 
 

 
 
巨人ファンにはお馴染みのオレンジタオルがありました。
 
 
舎人親方「中井が活躍したらこれ振り回すんだ♪今日は中井の応援だから♪」
 
 
茶柱「親方、、、」
 
 
親方の無邪気ながらも健気な姿の心打たれました。
それと同時に同じ振り回すのでも、昨日お風呂場で「へへへッ、サミー・ソーサのコルクバットだぜ!」と、イチモツをバットに見立てて振り回していた自分の下衆さ加減を思い出し、顔が赤くなる思いがしました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
いよいよ試合が始まります。
1回表、現在イースタンリーグで打率.372でぶっちぎりの首位打者橋本到が見事なツーベースで出塁したものの後続が倒れ無得点に終わりました。
 
ちなみに橋本はこの試合もタイムリー含む3安打猛打賞&2盗塁の大活躍でした。
もう彼は1軍で監督が腹を決めて使い続けなきゃいけないレベルの選手です。
 
 
 
 
 
巨人先発の阿南はここ最近の安定した調子通りのピッチングで1回裏をあっさり三者凡退に抑えると7回まで1失点のナイスピッチングでした。
この試合見てて気づきましたが、阿南は打者や状況に応じて上から投げたり横から投げたりするんですね。
春先見た時にはやっていなかったので驚きました。
付け焼刃には見えなかったんで、おそらくオリックス時代からこういう投手だったんではないでしょうか。
春先やってなかったのは単にまだ肩が出来てなかっただけでしょうね。
横から投げてる投球は左キラーとしてもいけそうですし、器用に上、横と工夫しながら投げ分ける姿は長いイニングも充分にこなせます。
これは使い勝手の良い投手だなと感心しました。
1軍の左投手の調子を見ると近いうちにチャンスが来るかもしれません。
 
 
 
 
2回裏、復帰間近の高橋由伸がライト前ヒットで出塁すると打席には中井です。
1軍昇格してから監督のアドバイスで変えた上段の構えと由伸直伝のシンクロ打法でゆったりタイミングを取ります。
ヤクルト先発のかつての強力セットアッパー松岡の2球目を捉えると打球は鋭く左中間へ。
見事なツーベース!復帰後初ヒットです!
ふと横の親方を見ると、携帯で実況するので精いっぱいでタオルを振る暇は無さそうですが嬉しそうに笑っています。
そんな親方を見て、茶柱もとても幸せな気持ちになりました。


 
 
続いて打席に入ったのは坂口です。
1軍でスタメン器用された時に村田がなかなか打てないタイムリーをあっさり打って結果を残したのにすぐ登録抹消された不運の男です。
しかしながら1軍でも見せた通り、ランナーをホームに返す打撃を坂口という選手は心得ています。
この打席もきっちりおっつけてお手本のような犠牲フライをライトに打ちました。
本当にお見事です。
 
現状の村田を見て中井や坂口より打撃で上かと言われればまったくそんな気はしません。
1軍に慣れれば、おそらく打率なら中井の方が残せそうですし、坂口の方が長打率と出塁率で上の成績を残せそうな気がします。
両者とも勝負強いですから打点も村田より稼ぎそうです。
 
お友達の絵描きさんのシモさんが調べた所、村田はランナーが3塁にいる状況で今年ヒット1本。(1・3塁で5−1、3塁、2・3塁、満塁で合計23−0。)と言う散々な成績だそうです。
 
基本的に僕が原監督に望むのは一つだけなんです。
 ”同じ力なら若手を使う”それだけです。
 それさえ間違えなければ、現在、未来のチーム運営において間違いなんてそう起きない筈ですから。
 
 
 
 
 
その後、辻東倫の内野ゴロに間にもう1点追加してこの回の攻撃は終了。
その辻東倫ですが、打撃では松岡、藤田太陽、押本など1軍での実績たっぷりの投手達に格の違いを見せられてしまいましたが、守備では春先より大幅に成長した姿を見せて我々を大いに喜ばせてくれました。
 
 
6回には高橋由伸が第1号ホームランで追加点。
村田の不甲斐ない打撃を見ると、由伸昇格後はサードロペス、ファーストボウカー、レフト由伸なんて布陣も増えてくるのかなぁとこのホームラン見ながら思ったりしました。
 
 
 
 
もう一人のベテラン谷佳知はイニングの合間に一人で延々ダッシュを繰り返していました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
1流選手のこういう試合に望むにあたっての準備は本当に素晴らしいです。
残念ながら若手でこういう準備をしている選手は一人もいなかったので是非見習って貰いたいと思います。
 
 
 
 
その後は越智-公文-香月のリレーでヤクルト打線を1点に抑えて今年初めて戸田球場で勝利を堪能する事が出来ました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
爽快な気分で後片付けをしながら親方に話しかけました。
 
 
茶柱「中井の元気な姿を見れて何よりでしたねぇ」
 
舎人親方「ホントだよねぇ!何か凄く元気貰ったよ!!!」
 
 
中井降格以来、ブログを更新する気力を無くし、ひたすらシュミレーションゲームの”信長の野望”をやっているような荒んだ気持ちだった親方の弾むような明るい声に、少しホッとしながら家路に急ぐのでした。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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