道東巡りの旅6日目 〜全日本女子フットサル選手権 準決勝・決勝

道東巡りの旅6日目

一週間に及ぶこの旅もいよいよクライマックス。今日は全日本女子フットサル選手権の準決勝・決勝を観戦。締めくくりにふさわしい名勝負ばかりでした。

準決勝ではVEEX TOKYO Ladiesと丸岡RUCKレディースのゲームが熱かった。予選の戦いぶりでは丸岡優勢と思われましたが、VEEXはパフォーマンスをグッと上げてきて、1点をリードされながらもゴレイラ1.森選手や7.服部選手を中心に粘り強い守備を見せ続けます。GKもFPに交代する全員攻撃のパワープレーに出ると、残り20秒ちょっとというところで同点に追いつき試合はPK戦へ… サドンデスになっても両チームがシュートを決め続けるところ、ここでRUCKはGKを交代。ただでさえプレッシャーのかかるPK戦でいきなりの途中交代でしたが、これが大当たり。代わった16.鵜飼選手がPKをストップし丸岡RUCKが劇的勝利。2年連続で決勝へと進みます。

そして運命の決勝戦。結論として優勝は兵庫県のSWH Ladies Futsal Club、そして準優勝に丸岡RUCKレディース。両チームのGKがファインセーブ連発で1-1の同点のまま延長戦までもつれ込むと追加点を奪ったのはSWHの9.佐藤選手。角度ゼロのところからGKとDF合わせて3人の間を射抜くシュートで、アルコイリスという高い壁に阻まれ続けた悲願の初優勝を成し遂げました。 丸岡RUCKは2年続けての準優勝、この1年間「日本一」を目指して頑張ってきたことは断片的ではあるけど知っていたからぜひ勝ってほしかったし、悔しくて堪らないだろうけど、やっぱりおめでとうと言わせてください。素晴らしい決勝戦でした。

選手たちのみなさん、観客席で声をかけてくれたみなさん、どうもありがとうございました。またそれぞれの日常に戻りましょう。※ぼくたちは帰るのは明日ですが…σ(^_^;)

VEEX TOKYO Ladies 1(PK4-5)1 丸岡RUCKレディース

PK戦がサドンデスにもつれ込む中、RUCKはGKを突如16.鵜飼に交代。これが大当たりでPKストップ。劇的勝利で決勝進出を決めました。VEEX最後のPKキッカーとなったのは値千金の同点弾を決めた16.篠崎選手。歓喜に沸くRUCKの輪の横で泣き崩れる彼女の元に駆け寄るチームメイトの姿がまた感動を誘います。VEEXも間違いなく素晴らしいチームでした。

SWH Ladies 1(延長2-1)1 丸岡RUCKレディース

9.北川のゴールでRUCK先制も、SWHが9.佐藤のゴールで追いつく！ まさに一進一退の攻防の決着は5分ハーフの延長戦へ。そして延長前半に追加点を奪ったのはSWH。悲願の初優勝を成し遂げました。

表彰式の様子。またも目の前で日本一を逃した悔しさに涙を流すRUCKの選手たち。だけど一通り悔しがったら試合後はノーサイド。対戦相手とも記念写真を撮る彼女たちの素直さ、無邪気さが多くの人に愛されそして強くなる秘密なのかもしれません。

「サインさせてください！」って言われたのは初めての体験でした（笑）試合前に全員書ききれなかったので、なんとこのうちわがベンチまで着いて行っちゃったというw ほんの少しでも一緒に戦えたなら嬉しいです。

準決勝・決勝の観戦記はまた改めて書きたいと思います。とりあえず当日の実況・感想ツイートはこちら。
http://twilog.org/hiro_16ban/date-151108/norep

素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通ったから撮れる写真です。RTは歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。