†スパーダ宮の回廊†

最近、「報連相」なる言葉をよく聞くが、ずいぶんと違和感のある言葉だなぁ。
目的を一にする集団にとって、非常に重要なことであるには違いけど、わざわざ言葉にして、これほど頻繁に口にすることに違和感を覚える。報告・連絡・相談ができない出来損ないが如何に多いかということでしょ?相談はともかく、報告と連絡はできて当たり前。できないなら、そいつはただの出来損ない。

そもそも、本当に仕事ができる人間は、そう何でもかんでも「報連相」をしない。必要なことだけである。これまた最近流行りの「協働」という言葉の通りに最初から何でもかんでも、チーチーパッパと周囲と一緒にやらない。それじゃぁ、子どものママゴトと一緒じゃない?個人で処理できることは個人でやるし、協力体制が必要なときは、速やかに協力を仰ぐことのできる人間関係を普段から作っておくものである。それに、相談ばかりしてるようでは、自分で何ひとつ判断できない人間だということになる。

集団の長たる人間の役目は「報連相」が当たり前にできる人間を集めることにある。間違っても集団内で「報連相」がスムーズにできる環境を整えることなんかではない。だって、「報連相」がスタートの集団と、「報連相」が呼吸するがことく当たり前の集団とでは、その実力を比べるまでもないんじゃない?況してや、何かアドバイザー的な立場の人間がしたり顔に「報連相」の徹底をアドバイスするのはいかがなものかと思うけど・・・・( ̄~ ̄)ξ

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