GRAVELさん 2

以前、“GRAVELさん”で書いたbarのK氏のお許しが出たので、慎ましく宣伝しちゃいます(笑)

店の名前は“Bar Gravel”。JR代々木から歩いて2分ぐらい。
西口改札を出て、線路を潜って延びている通りを駅から離れるようにして歩き、最初の信号のちょっと手前を左へ入ります。
すると、すぐ右手に居酒屋二軒に挟まれて並んでいます。
真ん中の重厚な扉を開けると、そこが“Bar Gravel”。

店の名前の由来は、K氏がカナダを放浪?したとき、お世話になったおばあさんの名前をいただいたそうな。

ウィスキーとカクテルが自慢のオーセンティック・バー。

改めて言っちゃいますが、バックバーには見馴れたシングルモルトやブレンデッドのボトルが何気なく並んでいます。しかし、よく見れば、ラベル古くない?って感じです。

先日、二度目にお邪魔したときは、前回味をしめたBlack&Whiteの水割りを最初の一杯にいただきました。

以前は、水割りってただ薄くて飲みやすいだけと思ってましたが、その概念をくつがいしてくれたのがEST!。あっ、EST!の話は、またいずれ・・・・
今となっては水割りは究極のカクテルです。
況してや、美味しい酒で作っていただけるなら言うことありません。

二杯目は、前回、はやさんが飲んでいたThe Glenlivet。先程のBlack&White同様40年ぐらい前のものだそうです。ラベルも、もう煤けてるし(笑)
でも、味はヤバイ!!

その後、Douglas LaingのBrora(Rare Maltのものしか飲んだことなかったので新鮮でした)、チナール+マーゲントロッフェンの薬草系カクテルをいただきました。

私は薬草系のリキュールが好きでカクテルにしてもらって飲むんですが、この日、K氏には初めて作ってもらいました。マンガの“バーテンダー”ではないけど、自分の好みだけではなく、その日その時欲する味を的確に掴むという意味でも絶妙!この日、体調がイマイチなのか、不覚にも3杯でちょっと酔った感じ・・・・
そう、薬草の苦味の中にほのかな甘味、そしてさっぱり、こんな味が欲しかったんです!!

目の前の人間が、今何を欲してるのか、どんな状態なのかを瞬時に察する・・・・
今の日本人は“察する”ことが出来ない。しようとしない。
“察する”こんなことが出来る人間はbarの世界以外にほとんど見掛けない。人間として基本的に必要なことなのに・・・・

それ故にbarに通うのです。

この日は、これでおいとましました。

あっ、お通しで出していただいた“彩乃 ふくみ石”という胡桃の菓子。ほんのり品よく甘く、ウィスキーによく合います。
桶川の老舗のものらしいです。

bar好きな方がいましたら、是非足を運んでいただきたい店です。

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