長年の疑問 打線は「水物」??

  


 


  最近、阪神打線が沈黙していますね。重症です。


 


  それはそれとして・・・。


 


  僕は野球経験がほとんどありません。草野球経験が2年ほどあるだけです。


 


  ですから、TV解説者が当たり前のように話されていることでも分からないことがたくさんあります。


 


  その中のひとつに「打線は水物」という言葉があります。


 


  もちろん、意味は分かります。


 


  しかし、今の阪神のようにあたかも集団で打撃スランプに陥っているような状態を見ると、なぜ打撃不振がチーム単位で起こったように見える現象が生じるのか・・・その理由や仕組みのようなものが分からないのです。


 


  例えば、1989年の日本シリーズで開幕から3連勝した近鉄が、4戦目に巨人香田選手の緩いボールに調子を崩されその後打撃不振に陥り4連敗した・・・というプロのライターの手による記事を読んだことがあります。


 


  しかし、僕は野球を知らないからこそ思うのかもしれませんが、その説明を「本当かな?」と思ってしまいます。


 


  近鉄打線に香田投手のような緩急をつけたピッチングをする投手が苦手な打者が多かったなら分かります。


 


  しかし、その後の経過を見ると決して香田投手と同じようなタイプの投手ばかりで勝ったように思えません。


 


  僕には近鉄4連敗の原因が香田選手の投球で近鉄が調子を狂わせたから・・・というようには思えないのです。


 


  「野球を知らない」僕なりに、なぜチームごと打撃不振に陥るような事態が生じてしまうのか理由を想像してみました。


 


  ①練習不足になってしまう事情があった ; チームの移動の事情や天候不順などで打撃練習の絶対量が不足してしまった。


 


  ②相手チーム対策の誤り ; チームにもたらされた対戦相手チーム投手の情報が誤っていた等の事情で、チームごと誤った攻略法を徹底してしまった。


 


  ③個人の事情の連鎖反応 ; 実は好調な選手もいるのだが主力が打撃不振だったり、レギュラー選手の故障などで打撃能力が足りない選手が代役出場しているためチーム全体が低調に見えている事態。


 


  ④指導者の誤り ; 監督やコーチがチームや選手個人に合わない指導をしているため、各選手が自分の打撃を見失い本当にスランプに陥っている状態。もしくはそのスランプから選手を抜け出させるような指導をできていない状態。


 


  僕が考え付くのはこれぐらいです。


 


  本当に野球は奥が深く、打撃が難しいものであることは分かります。


 


  しかし「打線は(打撃は)水物ですから・・・」とか「蓋を開けて見なければ分かりません」という解説に僕は長年「どうしてだろう???」という疑問を持ってきました。


 


 ・・・と、いうことで、僕の疑問に対して皆様からご教示頂ければ幸いです。


 


 













































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