「延長17回 横浜vsPL学園~戦いの果てに~」を観て
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こじっく
2016年03月19日 20:39 visibility1211
先日、NHK BSプレミアムで高校野球に関するドキュメンタリーを2本見ました。
そのうちの1本が1998年放送の「延長17回 ~横浜vsPL学園・戦いの果てに~」でした。
タイトルの通り1998年8月20日に甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権準々決勝第1試合の内容を、選手の回想インタビューも交えて詳細に追った秀作でした。
横浜 000 220 010 010 000 12=9
PL 030 100 100 010 000 10=7
私はこの試合はテレビ観戦すらしていません。
1998年当時、私は恥ずかしながら職につかず資格試験の受験勉強をしたいたので大好きな高校野球すら見る元気がありませんでした。
しかし、当然、関心は持っていました。
松坂大輔投手を中心とする横浜高校のメンバーに心から拍手を送りたい気分でした。
また、PL学園にも思いはありました。
2002年の秋に関西学生野球の試合を西京極球場に観に行った時、PL元主将で当時は同志社大学の主将だった平石洋介選手をすぐ近くで見た時は「あの試合でのPLの三塁コーチだ!」と嬉しくなりました。平石選手はその時は堂々のスタメンで1番打者でクリーンヒットを飛ばしていました。
しかし、個々の選手については後の活躍を見て胸を躍らせても、肝心の「横浜vsPL学園」をテレビで見ていなかったので、漠然としか試合内容を知りませんでした。
今回、しっかり番組を見て、あの試合の「勝負の綾」を知り、改めて「そんな深い試合だったんだ!」と感激しました。
特にPL学園の上重投手が左手に受けた死球、石橋捕手と田中捕手の途中交代は「もしこれがなければ勝敗は逆になっていたかも」と唸らせられました。
高校野球において熱戦でない試合や凡戦なんてないと思います。
しかし、この試合は本当に野球の神様の介在があったのではないかと思えるぐらいドラマに溢れています。
この録画はこれから何度も見返すだろうな・・・。
最後に、PLの上重投手、今はアナウンサーとして輝いていますがインタビューに答える当時のトーク力は普通の高校生のそれに思えました。
だから上重投手には大学生、そして社会人になってから、野球に注いだのと同じ位の努力をそれに対して払ったのだろうと、これにも胸が熱くなりました。
観た番組のもう一本は「星稜vs箕島」でした。これはまた次の機会に書きます。
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