がんばれ!DBグラッズ

 DBグラッズ。
 この野球チームの名前を知っておられる方はそう多くはないと思います。
 私も昨日までは知りませんでした。
 
 昨日、私は新聞のスポーツ蘭の小さな記事に目が留まりました。

 野球 都市対抗京都府予選(9日)太陽が丘
 京都フルカウンツ 0 0 0 0 1 0 1 0 0 =2
 DBグラッズ     0 2 0 0 0 0 2 0 X =4
 (京)大内、野口-橋本
 (D)三木、沢田―新実 
 二塁打 大背戸(D)

 私はDBグラッズの選手の名前を見て、「もしや京都大学のOBチーム?DBってDark Blueで京大のシンボルだもんな。そして沢田とは、私が小学生時代に憧れていた京大野球部のレジェンド沢田誠さん?」と胸が高鳴りました。
 しかし、関西学生野球リーグで通算10本塁打を打った沢田誠さんはもう選手をされるような年齢ではないはず・・・一度は京大野球部監督にも就かれたのだし・・・と正直なところ、信じられない気持ちもありました。

 しかし、調べてみて、最近味わったことのない大きな感動に見舞われました。


 そうだったのです。
 沢田さんは50歳を越えてまだ社会人野球の現役選手だったのです。

 「60歳まで140㎞の速球を投げ続け、死ぬまで硬式野球を続ける」
 「遠い昔、残念ながら打者としてはプロ野球には進めませんでした。しかし、投手としての評価はまだ下されていないと思っています」。

 沢田さんの言葉は胸を熱くします。

 私は野球をしていません。
 残念ながら京大OBでもありません。
 でも野球以外のことで沢田さんと同じぐらい熱い目標を持っているつもりです。
 私も絶対に自分の目標を諦めないで前に進んでいこうと思いました。

 (2013年秋の京大ナイン)

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